Another United World
〜一つに集まった十四の世界〜


第八話 十四番目、招かれざる客人



隆山とアメストリスでの行動を終えた健達。動き始めた物語はどのように進んで行くのだろうか。






「やはり抗う者が現れて来たか・・・」

鎌鼬「どうするんですかい?奴らは意外と手強いかもしれないぜ。」

「しかし我らにはまだ力が必要となろう・・・」

輪入道「んじゃどないすんですか?」

「・・・融合させるしかない・・・力のある次元を・・・」

鎌鼬「そう来ますか・・・キキ・・・面白くなりそうだな・・・」









健「ん?」

ロイド「どうした?」

美琴「今何か感じた・・・気のせいだといいけど・・・」

ルフィ「とりあえず何がどうなってるかまとめよう。」

ナミ「たま〜にまともな事言うんだから・・・ま、それもそうね。」

ルーティ「驚いたわよ。まさかフィリアが一緒だなんて。」

フィリア「すいませんルーティさん・・・」

浩之「じゃあ話そうか。まずは俺らが隆山であった事を・・・」

浩之は隆山であった事を全て話した。

ルーティ「カイルが・・・」

ロニ「すいませんルーティさん・・・」

エド「カイルは俺らが気を抜いてた時に・・・」

ルーティ「あいつだってそうなる事覚悟だったわよ。それに死んだって決まってないでしょ。」

ジューダス「ああ。あれでも英雄の血を引いてるんだ。ただでは死なないだろう。」

リフィル「それじゃ次は私達が・・・」

そして今度はリフィルがアメストリスであった事を話した。

アヤ「つまりこれで問題はガディムの事、カイルとあの少女、それにディオってのね。」

ナナリー「まだあるじゃないか。どうして学校が消えたのか。」

花京院「そう。まるで神の御業のようだった。」

ロニ「神・・・か・・・そんな大それた事、エルレインなら可能じゃないか?」

フィリア「でも彼女はそんな事をするような人ではありませんし・・・」

ルーティ「問題は山積みね・・・」

沙織「うん・・・みんなやっぱりガディムに・・・」

祐介「で、何でたまがいるの?」

たま「うにゃ?」

浩之「大方俺もあかりもいなくなっちまって腹が減ってここにやってきたんだろ?」

沙織「正解・・・」

浩之「すまなかったな。」

たま「うにゃにゃにゃ、にゃ〜にゃ。」

沙織「その代わり鯛を食わせろだって。」

沙織はほんやくコンニャクを食べてたまの言葉を理解出来ているのだ。

浩之「贅沢言うな・・・」

リフィル「まったく・・・でも何がどうなってるのかしら・・・」

アヤ「それに健君と美琴ちゃんだっけ?あなた達はあの化物について何か知ってるの?」

健「ああ・・・俺も聞かされただけだから詳しくは分からないけど・・・」

美琴「知ってる事、全部話そうよ兄貴。」

健「ああ。」

健と美琴は知る限りの事を話した。

リフィル「大昔にそんな事があったなんて・・・」

承太郎「しかしお前らがそんな奴の生まれ変わりとはな・・・」

健「でもこれで奴らの名前が分かった理由がついた。少なからず俺らにその記憶が・・・ん?」

卑弥呼「どうしたの?」

健「神器が・・・」

美琴「疼いてる・・・?」

コレット「どうしたの一体?」

ティリア「・・・ねぇ。何か変な感じしない?」

たま「ふにゃぁ・・・」

沙織「何かが起ころうとしてるって・・・」

浩之「何かって・・・どう考えても・・・」

エド「いい事じゃなさそうだな・・・」

健「何かが来る!?」

ヴァーーーーーー!!

美琴「きゃぁっ!!」

突然世界を強い光が包んだ。

ロイド「な、何だこの光は!?」

ナナリー「まぶしっ!!」

ジューダス「落ち着け!!もう収まったぞ。」

光はすぐに消えた。

卑弥呼「何だったのかしら・・・」

美琴「目が痛いよ〜兄貴〜・・・」

健「我慢しろって。でも今のは一体・・・ん?」

その時健の携帯電話が鳴った。

健「もしもし?」

祖父(健よ。聞こえるか?)

健「じいちゃん?どうしたんだ?」

祖父(今の光じゃが・・・)

健「ああ、かなり眩しかったけど・・・あれは?」

祖父(奴らの力を感じた・・・あれは奴らが何かを企んだのであろう。)

健「奴らが!?」

祖父(目的は不明じゃ・・・だがきをつけるのじゃぞ。)

健「ああ。分かったよ。」

美琴「奴らの仕業だったの?」

健「そのようだ。一体何をしたのかは分かんないがな。」

ロニ「ルーティさん、テレビつけてみたらどうです?」

ルーティ「そうね。何か分かるかも。」

ルーティは部屋のテレビをつけた。

コレット「特に何もやってないね。」

ロイド「こう言うのはすぐ出るって分けじゃないだろうさ。」

ナミ「もう少し待ってみましょう。」

しばらくすると臨時ニュースが始まった。

キャスター「臨時ニュースを申し上げます。突然世界中に強い光が発生し、その後太平洋全域に人工的に作られたと思われる複数の島が現れました。」

承太郎「人工的な島だと・・・?」

キャスター「同時に大西洋にも基地と思われる施設が現れました。この二つは共に現代の科学を凌駕するテクノロジーで作られており、現在も調査中との事・・・」

ルフィ「現代の科学を凌駕するって・・・」

エド「つまり遥か未来とかの何かがやって来たとか?」

ジューダス「それだったらあの青いロボットに聞いてみればいいだろう。」







ドラえもん「確かにあの島と基地みたいなのは二十二世紀であればありそうな物だよ。」

あの後すぐにドラえもんを呼び寄せていた。

浩之「て事はありゃ未来からやって来たってのか?」

ドラえもん「それは分からないよ。僕もあんなの見た事が無い。」

健「まさか別の次元・・・?」

卑弥呼「え?」

健「ん?いや何でも・・・」

承太郎「しかし・・・何がどうなっているのか・・・」

キャスター「臨時ニュースです!!」

コレット「また来たよ。」

キャスター「世界中に突如謎のロボットの軍団が現れ、街を攻撃し始めました!!」

ナナリー「ちょっとやばいんじゃないのそれって!?」

キャスター「なお、太平洋の人工島から全人類に向けて謎の声明が上げられました!!」

健「何なんだよ一体・・・」

その時テレビに黒いマントに身を包んだようなロボットと思われる者が映った。

?「この世界に住む者よ。突如現れた我らに疑問を抱いていると思われる。我らはレプリロイド。この世界で言う所のロボットだ。」

美琴「レ、レプリロイド・・・?」

ドラえもん「やっぱりそんなの聞いた事が無いや・・・」

?「そして我らはリベリオン。レプリロイドの独立を求む者だ。」

健「リベリオン・・・独立・・・一体何の・・・」

キャスター「リベリオンと名乗った組織は太平洋の人工島を拠点に世界中に宣戦布告したと思われ・・・」

説明の途中だったがルーティがテレビを消した。

ルーティ「何が起こってるってのよ・・・」

健「分かんない事ばかりだな・・・」

ジューダス「だが一つ分かるのは、あのリベリオンと言うのは僕ら人間の敵と言う事だ。」

ロニ「んじゃあレプリロイドってのは全部そうなのか。」

「別にレプリロイド全部が敵って訳じゃないよ。」

たま「ふにゃ!?」

祐介「誰だ!?」

「ここだよ。」

ロイド「何だ!?」

突然その部屋に一体の人型のロボットが現れた。

承太郎「何者だ!!」

ロボット「待って待って。僕は敵じゃないよ。僕の名はアクセル、イレギュラーハンターだ。」

ドラえもん「そのイレギュラーハンターって何なの?」

アクセル「君もロボットみたいだけど僕らとは違うようだ・・・イレギュラーハンターって言うのは・・・」

フィリア「その前にレプリロイドという物、そしてリベリオンと言うのは何なのかを教えていただきたいのですが・・・」

アクセル「ああそうだね。レプリロイドは僕らの世界の人間が作り出した物で人間に近い思考回路を持つロボットさ。」

ドラえもん「僕に似た物なんだ。」

アクセル「うん。そして人間同様レプリロイドも犯罪を犯す事がある。これを俗にイレギュラーって言うんだ。」

ジューダス「あのリベリオンと言うのもそれか・・・つまりハンターはそれを抹消する奴か。」

アクセル「そう。リベリオンは人工島ギガンティスで突如反乱が起こって僕らの所じゃ今に至っていた。そんな時僕らは何故かこの世界にやって来てしまったんだ。」

健「あの島はギガンティスって言うのか。」

アクセル「うん。そして総統の名前はイプシロン。高いカリスマ性を持ってるイレギュラーさ。本来なら僕らの仲間がギガンティスに向かってるはずだけど・・・」

美琴「こんなのになってどうなのか分からなくなったんだ。」

アクセル「うん・・・それとタイセイヨウだっけ?そっちに現れた基地は僕らイレギュラーハンターの司令部だから大丈夫さ。」

花京院「つまり君達の基地って事か。」

アクセル「うん。僕はこれから戻ってこれからどうするか決めるんだ。この世界でどうやっていくかをね。」

健「そうか。気をつけろよ。」

アクセル「うん。で、君達の名前は?」

健「俺らは・・・」

健達は一通り自己紹介をした。

アクセル「そうか。じゃあまた。縁があったらね!!」

そう言ってアクセルは姿を隠して何処かに去った。

ルフィ「しかしまたとんでもない事になったな。」

健「だけどこれはなんかのヒントかもしれないな。」

リフィル「ヒント?」

フィリア「もしかしてこの世界の文明の違いについてでしょうか?」

健「ずうっと思っていたんだ。どうしてこんなにまで違う文明がそろっているのか。」

アヤ「もしかしたら素子達とリフィル達は元々別世界の人だっての?」

リフィル「でもそんな世界が変わったなんて事は無かったわよ。」

健「だけどそうじゃなかったらさ・・・」

ルーティ「・・・あのさみんな。一ついい?」

ロニ「どうしたんです?」

ルーティ「今フィリアにも聞いたんだけど・・・もしかしたら時間とか空間に何か異変があるんじゃないかって。」

浩之「異変?」

フィリア「はい・・・皆さんは18年前の事。分かりますか?」

ジューダス「神の眼の動乱か。それがどうした?」

神の眼の動乱とはルーティ達が活躍した戦いで、巨大なレンズ『神の眼』が奪われかつての天空都市が浮上した事件である。

ルーティ「その時・・・あたし達はちゃんと神の眼を壊したかって思ってね・・・」

コレット「え?どう言う事?」

フィリア「確かに歴史上、私達は神の眼を破壊したはず・・・ですが・・・」

ルーティ「その時の記憶があやふやになって来てね・・・」

ドラえもん「もしかして歴史に何かあったのか?」

ジューダス「もし本当なら18年前に何者かが歴史干渉をして・・・」

ティリア「歴史を変えたって事?」

健「しかもその話じゃ下手したら神の眼は・・・」

美琴「まだ健在・・・!?」

ルーティ「もしかしたらね・・・」

健「何かが起ころうとしているんだ・・・この世界で・・・」









カイル「・・・うっ・・・」

少女「あ、気がついた?」

その頃カイルは何処かの家の中で目を覚ました。そしてかつて柏木家に帰ってきたあの少女がいた。

カイル「こ、ここは・・・ぐっ!!」

少女「無理しないでくださいカイルさん。」

カイル「こ、このくらい・・・?どうして俺の名前を・・・?」

少女「あ、それは・・・」

「目を覚ましたんだねカイルさん。」

カイル「え?」

その部屋に青い髪の少女が入ってきた。

カイル「あ、葵!?どうしてここに!?」

この少女こそがカイルの同級生の松原葵である。

葵「ガディムに連れ去られた後必死に逃げてね・・・その後色々あって初音さんに助けられたの。」

初音「あ、初音って私。柏木初音って言うの。」

カイル「そ、そう・・・じゃあ初音ちゃんが俺達を・・・」

葵「一応言っておくけど同い年だから。」

カイル「え?そうなの?てっきり小学生かなって・・・」

初音「うぅ・・・」

葵「大丈夫大丈夫。それと一緒にいた女の子だけど・・・」

カイル「あ、そうだ!!リアラは!?」

初音「リ、リアラさんなら先に目を覚まして隣の部屋に・・・」

カイル「ありがとう!!」

カイルはすぐに部屋を飛び出しリアラの部屋に入った。

カイル「リアラ大丈夫!?」

リアラ「カ、カイル!?」

その部屋にリアラはいた・・・が・・・

カイル「なぁあ!?」

リアラは着替え中だった。

カイル「ご、ごめん!!」

カイルはすぐに部屋から出た。

カイル「み、見ちゃった・・・」

リアラ「見られちゃった・・・」

二人の顔は真っ赤になっていた。

初音「あ〜・・・」

葵「だから言ったのに・・・」

カイル「・・・」





カイル「本当にごめん・・・」

リアラ「もういいわよ・・・」

初音「まぁまぁ。でもそんな事が起こっていたなんて・・・」

カイル「うん・・・俺も琴音にやられるとは思わなかったよ。」

リアラ「でもそうなると沢山の知り合いと戦う事に・・・」

葵「そうね・・・でも私は無理だと思うわ。」

カイル「え?」

葵「まだ怪我が完治してないの・・・マルチさんと一緒に逃げる時に・・・」

カイル「マルチもいるのか?」

マルチとは来栖川エレクトロニクスが作り上げたメイドロボで、試験の為に学校に通っているのだ。

葵「はい。今は二階で充電しています。」

カイル「所で・・・ロニやエド達は・・・」

リアラ「それは・・・」

初音「それは分かりません・・・もしかしたらもう戻られて・・・」

カイル「そうか・・・あのバルバトスの事もあるし・・・リアラをウッドロウ王に会わせてあげたいし・・・」

初音「色々訳ありなんですね・・・」

カイル「ああ。だから早く傷を治してみんなの所に行かなきゃ・・・」

リアラ「だけど無理はしないでね。」

カイル「分かっているさ・・・分かって・・・」









さくら「何がどうなってるのかな・・・」

「さぁ・・・」

「まったく何がどうなってるのか分からない事ばかりだ。」

街の空き地にさくらを初め、小学生が七人集まっていた。

さくら「ドラちゃんも何が何だか分からないって言ってたよねしずかちゃん。」

しずか「ええ・・・」

その場にいた一人は源静香。のび太の幼馴染の少女だ。

「ドラちゃんも分からないなんて何なのでしょう?」

さくら「分かんないよ知世ちゃん・・・」

一人は桜の親友の大道寺知世である。

しずか「小狼さんは何か分かりません?」

小狼「分かってたらとっくに言ってる。」

一人は香港から来た転校生の李小狼(リ・シャオラン)である。

「小狼で分からなかったら僕らが分かるわけないじゃないかジャイアン。」

ジャイアン「だよなぁスネ夫。」

この二人、骨川スネ夫とジャイアンこと剛田武は静香同様のび太の幼馴染である。

「物騒過ぎるわよ・・・大丈夫なの?」

知世「さぁ・・・」

さくら「大丈夫だとは思うけど・・・苺鈴ちゃん・・・」

最後の一人は李苺鈴(リ・メイリン)で自称小狼のフィアンセの少女だ。

知世「それはそうと・・・この前の夏休みからのび太君、何だか元気無いような気がしますが・・・」

さくら「あ、それ私も気になってたの。何だか時々寂しそうな目をしてたよ。」

しずか「のび太さん・・・やっぱり・・・」

ジャイアン「だろうよ・・・」

苺鈴「どうしたの三人とも?」

知世が聞いた途端静香ジャイアンスネ夫の三人が悲しそうな顔をした。

しずか「何でもないの・・・」

さくら「そう?」

小狼(所でさくら・・・クロウカードの事だが・・・)

さくら(分かってる。)

スネ夫「何コソコソ話してるの?」

さくら「な、何でもないよ。」

しずか「それじゃそろそろ。」

さくら「そうだね。」

ジャイアン「んじゃまったな〜」

知世「さようならですわ〜」

その後静香ジャイアンスネ夫とさくら知世小狼苺鈴は別れた。

しずか「やっぱりフウ子ちゃんの事・・・まだ・・・」

スネ夫「だろうね・・・」

ジャイアン「のび太の奴・・・大丈夫だよな・・・?」

しずか「大丈夫に決まってるわよ・・・」





苺鈴「で・・・クロウカードが何枚か紛失したって本当?」

さくら「うん・・・」

その頃さくら達もある事について話し合っていた。

知世「どうしてこうなったのでしょう・・・」

さくら「ケロちゃんも分からないって・・・」

小狼「それで無くなったクロウカードは?」

さくら「えっとね・・・サンダーにアロー、ショットにレイン、パワーにミスト、メイズにイリュージョンに・・・」

小狼「そんなに無くなったのか!?」

さくら「うん・・・それとソードにツイン、ミラーにスリープ・・・全部で十二枚・・・」

知世「そんなに・・・」

小狼「だが四大元素が無くなっていないのは不幸中の幸いだな・・・」

苺鈴「それじゃあまた・・・」

知世「カードキャプターさくらちゃんの出番ですわね。」

さくら「うん。」

知世「それじゃあまたバトルコスチュームを考えなくては!!」

さくら「ほ、ほぇ〜」









のび太「ただいま〜」

ドラえもん「お帰りのび太君。」

その頃のび太は自宅に帰っていた。その時にはドラえもんも帰っていた。

ドラえもん「学校どうなの?」

のび太「騒ぎが収まるまでしばらく休校だって。」

ドラえもん「そっか。それじゃしばらく遊べるね。」

のび太「宿題はもちろん出てるよ。」

ドラえもん「まぁたまにはいいじゃない。」

のび太「そりゃ宿題は嫌だけどあんまり遊んでばっかりってのも駄目だからね。」

ドラえもん「そ、そりゃあそうだけど・・・」

のび太「何かおかしい?」

ドラえもん「う、ううん。」

のび太「変なの。」

そう言ってのび太は机に向かい宿題に取り掛かった。

ドラえもん「のび太君・・・」









「地球・・・そこにいる人間と言う種族を捕まえるのですね・・・?」

「そうだ。人間を奴隷として利用する為お前とジュドを地球に送る。」

「ジュドの頭脳はもう送ったのですか?」

「既に地球の北極と言う場所に送り出した。後はお前が地球に向かい地球人捕獲計画の前線基地を作るのだ。」

「分かりました。祖国メカトピアの為に。」









健「今ここで俺達にかかっている問題を整理しよう。」

美琴「賛成〜」

リフィル「その方がよくってね。」

ロイド「まずはディザイアン。あいつらはこのエクスフィアを狙って俺を襲ってくるはずだ。」

浩之「次にガディム。奴はあかりや雅史達をさらって行きやがった。」

エド「三つ目はバルバトス・・・奴は絶対に許すわけには行かない・・・!!」

アヤ「謎のクリーチャー・・・これについてはまだ見当が付かないわ・・・」

ジューダス「行方不明のカイルと少女。そしてまだ破壊されてないかもしれない神の眼・・・」

承太郎「そしてDIO・・・」

健「鎌鼬や輪入道達もいる・・・俺達は偶然か必然か起こり始めてる異変の最中に一つに集結している・・・」

卑弥呼「これ以上問題が増えるって事は無いよね・・・」

ナナリー「流石にそれは分からないよ。」

健「全ては神のみぞしる・・・か・・・?」

ロイド「・・・ちょっと俺家に戻る。」

コレット「ロイド?」

ロイド「今のままじゃディザイアンはおろか分からない敵にも勝てる気がしないんだ・・・クラトスに頼んで鍛えてもらう。」

エド「修行って奴か・・・俺もカイルがいたら・・・待てよアルとなら大丈夫だな。」

浩之「俺も自己流でこの力を極めてみる。」

ティリア「多分浩之の中にあるフィルスの力が目覚め始めてるのよきっと。」

祐介「それじゃああの超人的な動きと超能力にも見えたあれは?」

たま「うにゃにゃう〜にゃ。」

沙織「分からないけど浩之から浩之以外の人間の波動を感じるって。」

浩之「どう言う事だ?」

たま「うにゃにゃ。にゃ〜にゃうにゃにゃ。」

沙織「感じるのは柏木家の鬼の力、姫川琴音に松原葵と来栖川綾香、そして自分の力の波動だって。」

祐介「もしかして浩之って特異な力を持った何かを受けるとその力をコピー出来るんじゃ?」

浩之「そう言えばな・・・琴音ちゃんの暴走止めたり葵ちゃんの蹴り受け止めたり綾香にぼこられたり・・・」

たま「うにゃにゃ。」

沙織「何度もひっかいたっけだって。」

ティリア「じゃああの超人的な跳躍とスピードは柏木家の鬼の力とたまの速さ?」

浩之「俺人間卒業かな・・・」

ナミ「ルフィ。一度みんな呼んで力になれないか聞いてみない?」

ルフィ「それもそうだな。俺もまだ鍛え足りないし。」

承太郎「手伝うぜ・・・」

ルフィ「いや、俺は俺で鍛えるから。そっちはそっちで鍛えてくれ。」

花京院「それもそうですね。」

アヴドゥル「では承太郎、花京院。ジョースターさんの所に行くぞ。」

承太郎「ああ・・・」

ロニ「俺もちったぁ鍛えなきゃな・・・ジューダス手合わせいいか。」

ジューダス「ふん・・・いいだろう。手は抜かないぞ。」

ロニ「あたぼうよ。」

アヤ「私も一度戻るわ。見た事も無いクリーチャーに関して調べなきゃいけないし。」

健「一度解散って事か・・・」

美琴「そうだね・・・」

卑弥呼「私も受け継がれてるこの力・・・無駄になんかしたくない。」

健「全ての物には意味がある。俺にも美琴にも・・・ここにいるみんなや世界の人全てに・・・意味は存在する。」

美琴「その意味を理解する為に・・・戦うってわけね。」

健「ああ。俺達が英雄の生まれ変わりだと言う意味もその先に・・・」

美琴「あるんだろうね・・・」

健「あるに決まってるさ。」




神の眼の謎と突如現れた機械の民。一つの町で起こった出来事はやがて世界全てをかけた戦いになろうとはこの時誰も知る事は無い・・・




続く










あ と が き
二つのチームが合流
そして十四番目が遂にやってきたこの世界
一度チームは解散し
やがて来るだろう激戦を目の前にしていたのだった。てか?
この時点の相違点
第七話Aへ
第B話へ
第九話へ
戻る

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送