CRYSTAL MEMORY STORY

第二部 武器と運命の物語
第六話 銃剣を持ちし騎士



着々と魔獣を倒して行くダガー達。クラウドが話した『獅子』とはどのような人物なのだろうか。

ダガー「ん・・・」

ダガーは今度はまともなベットで眠っていた。

ダガー「今までの中で・・・一番かな・・・?」

?「それなら嬉しい限りだね。」

ダガーの側に一人の女性がいた。

ダガー「あら。あなたは?」

女性「あたしはカドワキ。ただの保険医師さ。」

ダガー「私はダガーって言います。あなたが私達をここへ?」

カドワキ「それはあいつさ。とりあえず話しておきな。」

ダガー「あいつ?あああの人ですか。」

ダガーの近くに何故か寝てる男、雰囲気的に少年のような青年のような男性がいた。

ダガー「あのう・・・」

男性「ZZZ・・・」

しかし思いっきり寝ていた。

ダガー「あの・・・起きてくれませんか・・・ん?」

ダガーは男性の顔を見た。

ダガー「傷?」

男性の顔には刀傷があった。

ダガー「どうしてこんなとこに傷が・・・?」

ダガーは良く調べるために男性の顔に近づいた。

カドワキ「ちょっとやめといた方が・・・」

男性「ZZZ・・・ん?」

男性が少し目を覚ました。

ダガー「あ、あのう・・・」

男性「リ・・・ノア・・・」

ダガー「へ?」

男性「どうした・・・こっち来いよ・・・」

そう言って男性はダガーを寝ながら抱き寄せようとした。

ダガー「え?え?」

ダガーは戸惑ってしまった。と。

?「おっハローーー!!スコール起き・・・」

ダガー達がいる所に水色の服を着た少女が来た。

ダガー「ん?」

カドワキ「あらら・・・あたしは知らんよ。」

ダガー「あ、どうも私・・・」

ダガーは自己紹介をしようとした。が。

少女「何してんのよーーー!!」

何故か少女は怒りながらダガーに向かい走ってきた。そして。

バシーーーン!!

ダガーの顔面にドロップキックをかました。

ダガー「!?」

少女「まったく私のスコールに手を出さないでよね。」

ダガー「あひょ・・・あひゃひ・・・(あの・・・私・・・)」

ダガーは舌を噛んでしまったらしく上手くしゃべれなかった。

男性「一体何だ・・・?」

そして男性は完全に目を覚ました。

男性「ん?リノアが・・・二人?」

少女「ちょっとどうやったら恋人を見間違えるのよ!!ちょっと連れて来ます!!」

そう言って少女は男性の足をつかんで引っ張りながらその場を去った。

ダガー「ひゃひひょうふひぇひょうは?(大丈夫でしょうか?)」

カドワキ「それはあんたさ・・・舌大丈夫かい?」

ダガー「ひぇぇひゃぁ・・・(ええまぁ・・・)」

カドワキ「まったく・・・ま、後でシュウが来るからその時にここがどう言う所とか聞いときな。」

ダガー「ひゃい。(はい。)」

?「呼んだ?」

ちょうどそこに一人の女性?(または少女)が来た。

ダガー「あなひゃがひゅうひゃんひぇすは?(あなたがシュウさんですか?)」

女性又は少女「?・・・あ、そうよ。」

何とか聞き取れたらしくうなずいた。

シュウ「舌噛んだんだ。」

ダガー「ひゃい・・・(はい・・・)」

とりあえずダガーはシュウに連れられ歩き出した。

ダガー「あひょ・・・ひょひょは?(あの・・・ここは?)」

シュウ「まぁ細かいことは学園長に会ってから話したら?」

ダガー「ひゃふひぇんひょう?(学園長?)」

そう言ってダガーはエレベータらしいものに乗り(又は乗せられ)上に向かった。

シュウ「学園長。リーダーっぽい人が起きたので連れてきました。」

そこには少し年を食ったような男性と黒っぽい服を着た女性がいた。

男性「そうですか。下がっていいですよ。」

シュウ「はい。」

そう言ってシュウはその場から去った。

男性「さて・・・私はシド。ここバラムガーデンの学園長です。そしてこちらは妻のイデアです。」

ダガー「あなひゃもひひょっひぇひゅうんひぇひゅね。(あなたもシドって言うんですね。)」

シド「おお。舌を噛んでいるのですか。大丈夫ですか?」

ダガー「ひゃ、ひゃい。(は、はい。)」

イデア「さすがに喋るのは辛いでしょう。これでも使ってください。」

そう言ってイデアは大量の白い紙と黒いペンを渡した。

ダガー「ひゃ、ひゃりひゃようひょひゃいまひゅ。(あ、ありがとうございます。)」

それを貰ったダガーは早速何かを書き始めた。

ダガー(ここからセリフは白紙に書いた文字)「私はダガーって言います。」

シド「まぁあなた達のことはクラウドさんから聞いておりますし。」

ダガー「てことは獅子って方も知ってるのですか?」

シド「ええ。なんなら呼びましょうか?」

ダガー「はい。出来れば。」

シド「ちょっと待ってくださいね・・・スコール=レオンハート、リノア=ハーティリー両名は今すぐ学園長室に。」

シドが誰かを呼んでからすぐに一組の男女が来た。

男性「スコール、リノア両名今来ました。」

ダガー「あ!!さっきの傷男と暴力女!!」

少女「ああ!!さっきの奪う女!!」

ダガー「てことはあなたが獅子?」

スコール「ああ。あんたが蒼眼、クラウドが言ってたダガーか。どうしたんだ?」

ダガー「さっきその暴力女に顔を蹴られて舌を噛んでしまって。」

リノア「それはあんたが私のスコールを奪おうとしたからでしょ!!」

ダガー「それは誤解よ!!あれはそっちが『リノア』って言って抱こうとしたんです!!」

リノア「スコール君?どう言うことかな〜?」

スコール「いやそれは・・・寝ぼけてたしそっくりだし・・・」

確かにダガーとリノアはそっくりだった。

ダガー「あなたのせいで私これなんですから・・・」

スコール「俺だってそのせいで酷い目にあったんだ・・・」

リノア「とにかく!!もうスコールに近づかないでよね!!」

ダガー「近づかないわよ!!この暴力女!!」

リノア「誰が暴力よ!!奪う女!!」

ダリ「うぅ〜〜〜!!」

二人はいがみ合った。

スコール「で、クラウドから聞いてるが魔獣を倒しに来たんだろ?」

ダガー「はい。」

スコール「なら心当たりがある。学園長、ガーデンを動かしても良いでしょうか?」

シド「いいでしょう。」

スコール「さてと・・・バラムガーデンのみんな、スコールだ。今からガーデンを動かす。いいよな?」

リノア「こっから尋ねてどうすんのよ。」

スコール「そっか・・・そう言うことだニーダ!!」

?「あいよ!!」

上の方から声がした。

ダガー「動かす?と言うかガーデンって?」

リノア「な〜んだ。あんた何も聞いてないんだ。」

ダガー「何かシャクに来る言い方ね・・・」

スコール「リノアもうよせ。ガーデンについては俺と学園長で話すよ。」

ダガー「すいません・・・」

シド「ガーデンとはいわゆる学校と同じですね。ここではSeeDを育てています。」

ダガー「しーど?」

スコール「SeeDは世界各地に派遣される私設傭兵部隊のことさ。俺もその一人だ。」

ダガー「へぇ〜・・・って何か外の風景が・・・」

ここから見る風景が心なしか動いているようだった。

スコール「ガーデンには低空を浮遊移動することが出来るんだ。ここは寮があるからみんなの家でもあるんだ。」

ダガー「じゃああなたの部屋もあるわけですよね?どうしてあそこに?」

スコール「あ、そ、それはだな・・・」

リノア「はいはい他人のプライベートには立ち寄らないの。」

ダガー「あっそ。でもどうしてクラウド達と?」

スコール「それはあそこが始めて他の星と交流を持ったとこだからさ。獅子はあっちの俺の名、そしてリノアは魔女だ。」

リノア「そゆこと。」

ダガー「魔女?何だか夜にかん高い声で怪しく笑ってそう・・・」

リノア「どう言うイメージよ!!それに夜はスコールと!!」

スコール「わわわわわ!!」

ダガー「スコールと何?」

スコール「で、デートしてるんだよ!!」

ダガー「デートってこの学園そんな広いんですね。」

スコール「ま、まあそんなことより。リノアが魔女ってのには理由があるんだ。あんたの星では普通に魔法が使えるんだろ?」

ダガー「ええ。私も白魔法と召喚魔法使えますし。」

スコール「だが俺達は普通じゃ使えないんだ。」

ダガー「それはマテリアと同じようなものなんですか?」

スコール「それも違うな。俺達はG.F、あんたの星で言うなら召喚獣か。とりあえずそう言う名称の自律エネルギー体がいてな。そいつを装備することで疑似魔法を使えたりするんだ。」

ダガー「疑似魔法?」

スコール「この星は科学が進んでていてな。魔法は魔女だけが使える力なんだ。疑似魔法はそれを解析して作られたんだ。」

ダガー「それとそこの暴力女とどう関係が?」

スコール「気がつかないか?リノアは魔女なんだ。」

ダガー「えええ!?だって魔女って鼻が長くて三角帽子かぶって杖を持ってるんじゃ!?」

リノア「だからどう言うイメージよ!!」

スコール「リノアはイデア・・・ママ先生から魔女を受け継いだんだ。魔女は古来より魔力を継承した女性を言うんだ。」

ダガー「つまりイデアさんも魔女だったってこと?それにママ先生って?」

スコール「俺は学園長とママ先生がやっていた孤児院出身なんだ。ママ先生ってのは、まあ呼び名だな。」

イデア「今ではその孤児院は廃墟になったからここで同時に孤児院としているのよ。」

ダガー「へぇ〜」

リノア「それで、あんたの所はどうなの?」

ダガー「あれ?クラウドから聞いてるんじゃなかったの?」

リノア「彼から聞いたのはあんたたちの目的と、どんな奴かだけ。私が聞きたいのはあんたの星よ。」

ダガー「そう言うことね。私の星は・・・あんまり科学は進んでないわね。後大陸が四つあってその内の一つには三つ国があるってとこかしら?」

リノア「国って・・・何だかおとぎ話みたい・・・」

ダガー「実際そうなんだからしょうがないでしょ。それにわたしは女王よ。」

リノア「アンタのような子供が〜?」

ダガー「子供って・・・私は二十歳よ!!それに女王になったのは十六からなんだから!!」

リノア「うっそおない!?信じなれない!!」

ダガー「何がよ!!・・・てか今まで会ったみんないくつだったんだろ?」



セシル「僕は二十三。バッツは・・・いくつだっけ?」

バッツ「忘れるな!!」

クルル「まぁ私が十七だからそっから計算すれば分かるでしょ。」



ロック「しかし俺も年食ったな・・・もう二十九か・・・」

セリス「あの戦いだけで一年食ってるからね。」



クラウド「俺か?俺は二十四だ。」

ティファ「つまりみんな三年ずつ経ってる訳ね。」



天からの声「だそうだよ。」

ダガー「はい。」

リノア「誰?」

スコール「そんなのはどうでもいいだろ。」

ダガー「で、何処に向かってるのです?」

セントラ遺跡付近だ。セントラは百年前に月の涙を喰らって滅びた文明だ。」

ダガー「月の涙?」

スコール「俺達の月はモンスターの巣窟で、数十年に一度飽和状態に達したモンスター達が一度に地上に降って来る現象だ。」

ダガー「こっちは月が二つありますからね・・・で、そこに何かが?」

スコール「その辺にアルティミシアのしもべがいるって話を聞いたんだ。」

ダガー「アルティミシア?」

スコール「未来の魔女だ。アルティミシアは自分以外の存在を消滅するためにママ先生を利用した。俺達があっちまで行って倒したがな。」

ダガー「つまり今回はそのしもべって訳ですね。で、いくらかは倒したんですか?」

スコール「すまないが三つしか倒していない。オマケに今向かう場所には三つしかいないらしいんだ。」

ダガー「そんな・・・」

スコール「あんた達が急いでいるのは分かってるが・・・俺達は残りの二つが何処にいるか知らないんだ。」

ダガー「いえ、いいですよ。」

シド「それよりこんな場所で話していないで、案内でもしてあげなさいよ。」

スコール「そうだな。ついて来いよ、案内する。」

ダガー「あ、はい。」

そしてスコールの案内でガーデンの案内が始まった。

スコール「このガーデンは八つの方角にそれぞれ施設があるんだ。入口、図書館、その名の通り訓練する訓練施設や駐車場に保健室。お前達がいたのは保健室だ。」

ダガー「ふんふん・・・」

スコール「しかし入口と駐車場はガーデンが着陸している時しか使用できない。」

リノア「飛んでるもんね。」

スコール「他には食堂、寮、校庭がある。食堂のパンは人気が高く、早くしないと売切れてしまうんだ。」

ダガー「ふむふむ・・・」

スコール「二階には教室にデッキがある・・・とまぁこのくらいか。」

ダガー「なるほど・・・ん?」

ダガーは何かに気付いた。それは。

男子生徒A「また古臭そうなもの着てるなおっさん。」

スタイナー「何処が古臭いんだ!?」

男子生徒B「見ろよこいつ。もう十人分食べてるぜ。」

クイナ「このくらい朝飯前アルよ。」

女子生徒A「きゃ〜〜〜この子可愛い!!抱かせて抱かせて!!」

ビビ「わわっ!!く、苦しいですぅ・・・」

女子生徒B「次私ね!!」

女子生徒C「私が先よ!!」

エーコ「そんなことよりあたしのビビを抱かな・・・きゃ!!」

男子生徒C「こいつ羽ついてんぞ。」

男子生徒D「オマケに角だぜ角。これホントに生えてんのか?」

エーコ「ぎゃ〜〜〜!!角引っ張んないで〜〜〜!!」

ビビ「エーコ!!今たすけ・・・わぁっ!!」

女子生徒D「あ〜〜ん可愛すぎ〜〜〜!!」

フラットレイ「・・・そんなに私が珍しいか?」

男子生徒E「いやぁ〜亜人なんて始めてみたぜ。」

女子生徒E「ほんと不思議〜〜〜」

男子生徒F「それだったらこっちにもいるぜ。」

サラマンダー「言って置くが俺はただの人間だ。」

女子生徒F「嘘〜〜〜!?こんな赤いうどんみたいな頭して?」

男子生徒G「しかしこっちの子は可愛いな〜〜〜ぺチャパイだけど。」

ミコト「悪かったわね!!きゃ!?シッポ触らないで!!」

女子生徒G「感覚あるんだ。猫みたいで可愛い〜〜〜」

他の仲間達がガーデンの生徒達にいじられていた。

スコール「みんなやめろよ。困ってるぞ。」

男子生徒H「おおスコール。そっちのベッピンさんは?」

スコール「そこの奴らの仲間だ。」

ダガー「舌を噛んで紙にペンですけどよろしく。ダガーと言います。」

女子生徒H「聞いたけどあなた女王ですって?」

ダガー「ええまぁ・・・」

スコール「お前達・・・アレコレそう言うことだ。いいか?」

生徒全員「は〜い。」

そして全員どこかに散った。

ビビ「ふぅ〜・・・助かった・・・」

エーコ「まったくレディに対して・・・」

ミコト「義姉さん起きてたんなら起こしてよ。」

ダガー「ごめんね。舌噛んじゃってて。」

スタイナー「だ、大丈夫でありますか!?」

ダガー「大丈夫よ。」

リノア「姉さんってこのシッポの子、妹なの?にしちゃあんたシッポ無いけど・・・」

ミコト「義理の姉妹なのよ。兄がその人の・・・」

リノア「ふ〜ん。あんた結婚してたんだ。」

ダガー「何?うらやましい?」

リノア「ぜんっぜん!!だってスコールがいるもん!!ね?スコール?」

そう言ってリノアはスコールに飛びついた。

スコール「リ、リノア人前で・・・」

エーコ「ああ気にしないでいいよ。こちとら結構そう言うの見てるから。で、あんたら誰?」

スコール「ああそうか・・・俺らは・・・」

互いに自己紹介中。

フラットレイ「なるほどな。しかし魔獣二つの行方が知らぬとなると・・・」

サラマンダー「問題だな・・・」

ダガー「うん・・・」

ガイアのメンバーに重い空気が圧し掛かった。と。

?「ま〜みむ〜めも〜やっほ〜〜〜!!」

遠くから意味不明な言葉を発する帽子をかぶった外はねヘアーの少女と少女を肩車してる長髪の青年が来た。

ダガー「な、何者?」

スコール「上がセルフィ、で下がアーヴァイン。二人とも俺と同じ孤児院で育った仲間だ。一応同い年だ。」

セルフィ「そこの八人が別の星から来たって言う人達?」

リノア「そうよ。」

アーヴァイン「そうか、僕はアーヴァイン。スナイパーさ・・・てかセフィ、そろそろ降りてくれない?」

セルフィ「まだまだ。」

アーヴァイン「とほ〜・・・」

セルフィ「あたしはセルフィ。言わずと知れたガーデンのアイドルで〜す!!」

ミコト「そうなの?」

スコール「始めて聞いた。」

セルフィ「むっ!!たぁーーー!!」

バシッ!!
セルフィはスコールの顔に飛び蹴りをかまし、着地した。

セルフィ「そこはのんなきゃ!!」

スコール「・・・」

リノア「鼻血出てるし。スコール君エチィね。」

セルフィ「どゆこと?」

サラマンダー「思いっきり見えたぞ。」

セルフィ「ああこれ?別にあたしは見せ○○派だから気にして無い無い!!」

ミコト「私には考えられない・・・」

サラマンダー「そのせいで俺はシャイニングウィザードを・・・」

スコール「・・・鼻・・・折れた・・・」

スコールの鼻が横に向いていた。

リノア「大丈夫スコール?二枚目顔が台無しだよ。」

セルフィ「どうしよう。今魔法ジャンクションしてないし。」

?「おうどうした!?」

一同「ん?」

また遠くから顔に入れ墨した青年が来た。

アーヴァイン「ゼルいいとこに来たね。スコールの鼻が。」

青年はゼルと言うらしい。

ゼル「何ぃ?鼻が折れた?そんなのな。」

喋りながらゼルはスコールの鼻をつまんだ。

ゼル「こうすれ・・・ば!!」

ボギ!!

スコール「!!!!!!!!!」

ゼルは無理矢理鼻を起こした。

ゼル「よし戻った。」

スコール「 (((´・ω・`)カックン…モウダメポ..._〆(゚▽゚*)<(´ー`)三瓶(´ー`)>デス♪(σ・д・)σゲッツ!!」

スコールは声にならない叫びを叫びながらその場で転げまわった。と。

?「ゼル!!何したのよ!!」

ゼル「んげっ!!」

遠くから美人の女性が走ってきた。

リノア「キスティス。ゼルはスコールの折れた鼻を戻したんだよ。」

女性はキスティスと言うらしい。

キスティス「そう言う時はケアルを当てながら治療するのよ!!」

スコール「(゚з゚)イインデネーノ?Σ(・ん・;メ)( ゚Д゚)ポカーン(^▽^)ゴザイマース」

アーヴァイン「スコールが『そんなことより誰かケアルを!!』だって。」

エーコ「しょうがないわね。ケアル!!」

エーコはケアルをスコールの鼻を中心に当てた。

スコール「た、助かった・・・」

キスティス「で、この人達は?」

スコール「別の星から来たやつらだ・・・この二人はゼルとキスティス・・・セルフィやアーヴァインと同じ・・・」

ミコト「そうなんですか。私達は・・・」

紹介中

キスティス「そう、よろしくね。」

ゼル「にしたって何であんた喋んないんだ?」

ダガー「さっきリノアに顔蹴られて・・・」

リノア「だってスコールと引っ付いてたんだもん。」

ダガー「あれはスコールの顔に傷があって、よく見ようと近づいたら突然抱きしめてきたのよ。」

アーヴァイン「そう言えば二人似てるよね。」

スコール「俺だってあの後酷い目にあったんだから・・・」

?「アレが酷い目だぁ?お前ふざけてんのか?」

フラットレイ「また誰か来たぞ。」

今度はスコールと同様に顔に刀傷がある青年と大男にちょっと冷たそうな女性が来た。

リノア「サイファーいたんだ。てか見てたんだ。」

傷男はサイファーと言うらしい。

サイファー「そいつら別の星の奴か。」

ビビ「はい。」

また自己紹介中。

サイファー「ほう。俺はサイファー。スコールのライバルだ。」

女性「我、風神・・・横、雷神。」

女性は漢字だけで喋った。

ダガー「な、何て?」

キスティス「訳すとね。『私は風神。横にいるのが雷神』よ。」

スタイナー「つまり女性が風神で、男が雷神と。」

雷神「当たりだもんよ。よろしくだもんよ。」

サイファー「話を戻すが、お前アレが酷い目だったら全世界の彼女がいない野郎全て敵に回すぞ。」

セルフィ「ええどうなんだったの?」

リノア「えっとねぇ・・・」

スコール「リノア!!やめろ言う!?」

ゼル「落ち着けって。」

ゼルとアーヴァインと雷神でスコールを押さえつけた。

エーコ「聞かせて聞かせて!!」

スコール「む〜〜む〜〜!!(止めろ!!言うな!!)」

リノア「えっとね。もう二度と浮気しないって約束してかる〜くディープキスして呼ばれるまでずっとハグハグしてた。」

ダガー「か、軽くディープキスって・・・」

ミコト「それよりハグハグ?」

リノア「簡単に言えばギュゥ〜って強く抱きしめること。」

エーコ「あんたらラヴラヴなんだね。」

リノア「そりゃそうよ。三年連続ガーデン内にいる中で一番のベストカップルに選ばれてるし、演劇で何度人前でキスしたことか・・・」

スコール「俺のキャラが変わって行く・・・」

サラマンダー「キャラなんざこだわるなんて小せえな。そんなキャラキャラした飾り付けてるくせによ。」

フラットレイ「チャラチャラだろ・・・」

ザ・○ールドーーー!!

スタイナー「うぅ〜また来た・・・」

サラマンダー「駄目か・・・ん?」

サラマンダーはあることに気付いた。それは・・・

スコール「次言ったら・・・」

サイファー「その首切り落とすぜ・・・」

スコールとサイファーが変わった剣をサラマンダーの首筋に当てていた。

スタイナー「ん?何だその剣?」

スコール「これか?これはガンブレードだ。」

ガイアの方「ガンブレード?」

サイファー「剣に銃の機構を組み込んだ武器だ。このガーデンじゃ扱えるのは俺とスコールぐらいだ。」

アーヴァイン「つまりそんくらい扱いがむずいってこと。」

ビビ「へぇ〜」

アーヴァイン「てかセフィ、帽子。」

セルフィ「は〜い。」

軽い返事をしてセルフィはアーヴァインに帽子を渡した。

エーコ「あんたらも仲いいんだね。」

セルフィ「そりゃそこの二人がいなかったらベストカップル一位の最有力候補だもの。」

ゼル「ま、どうでもいいがな。」

雷神「そんなこと言って、図書委員とはどうなんだもんよ?」

ゼル「何であいつとなんだ?」

雷神「気づいてないもんよ・・・」

風神「話、変更、スコール、父、来。」

スコール「何!?」

ダガー「今度は何て?」

キスティス「訳すとね。『話を変えるけどスコール、あんたの父親が来る』よ。」

ダガー「あれ?スコールって孤児院にいたんじゃ?」

リノア「それね、スコールのお母さんが病死してね、その時お父さんが・・・何でだったかな?とりあえず近くにいれなくて、スコールは孤児院に預けられたのよ。」

スコール「俺はあいつが父親とは思いたくない・・・」

サイファー「なぁに言ってんだよ。大統領の息子がよ。」

フラットレイ「大統領とはこっちで言う国王のようなものか?」

風神「正解。」

エーコ「すごいじゃん。」

リノア「ちなみに私のお父さんは市長ね。」

セルフィ「さらに言うとスコールのお父様とリノアのお母さんはいい感じだったんだよ。」

クイナ「それって俗に言う運命って奴アルか?」

エーコ「もうヒューヒューじゃん!!」

ビビ「でもどうして嫌がってるの?」

キスティス「それがね・・・」

(お〜いスコール聞こえてるか?)

突然放送がかかった。

スコール「ニーダか。」

ニーダ(今ラグナロクを確認したぜ。入口付近にいろよ。)

スコール「はぁ・・・」

ダガー「ラグナロクって飛空挺ですか?」

セルフィ「そだよ。」

そんなことを話してると入口の方に赤い竜のような飛空挺が着いた。

フラットレイ「あれがラグナロクか・・・」

そしてラグナロクから人が四人ほど降りてきた。

「お〜いスコールよ〜〜〜い!!」

その内の一人の男がスコールを呼んだ。

スコール「・・・」

しかしスコールは返答をしなかった。

セルフィ「ラグナさま〜〜〜!!」

代わりにセルフィが男、ラグナを呼んだ。

ラグナ「おうみんな久しぶりだな。」

スコール「・・・なんで来たんだ?」

ラグナ「つれねぇな〜今日はお前にとっていい事を知らせに来たのによ。」

スコール「本当にいいことなんだろうな・・・ラグナ?」

ラグナ「そりゃもうモチのロン、ピンフ。」

ガイアの方「・・・」

ガイアの方はラグナを見て唖然としてた。

ラグナ「ん?誰だこいつら?」

ミコト「あ、あの私達は・・・」

ミコトは自己紹介をしようと思った。が。

ラグナ「お、この可愛子ちゃん、シッポがあるぜ。一体どうなってんだ?」

ラグナはミコトのシッポに興味を持ち、調べようとした。

ミコト「な、何するんです!?」

ラグナ「減るもんじゃねぇしいいじゃ・・・」

スパァーーーン!!

ラグナ「ね!?」

「セクハラと言うものだよラグナ君。」

明らかにセンス悪そうな服を着た身軽そうな男がラグナの頭にハリセンで突っ込んだ。

ラグナ「駄目かよキロス?」

男はキロスと言うらしい。

キロス「駄目だ。失礼したね。私はキロス。そちらの紹介をしてもいいですよ。」

ミコト「は、はい・・・」

そしてミコトが皆の紹介とこの星に来た理由を話した。

キロス「そう言う事か・・・では我々も協力したほうがいいな。」

ラグナ「でもエルをラグナロクに乗せる訳にはいかねぇだろ?」

スコール「エルオーネが来てるのか!?」

ラグナ「おう。おいウォード!!エル!!」

ラグナが呼ぶと一緒に降りてきた残りの二人、青緑の服と白いスカートを穿いた女性と大男が来た。

ビビ「女の人がエルオーネさんで男の方がウォードさんですか。」

ラグナ「そ。」

エルオーネ「久しぶりねスコール。」

スコール「ああ・・・でもどうしてここに?」

エルオーネ「何となく会いたくなってね。」

エーコ「あの二人ってどう言う関係なの?」

キスティス「エルオーネは私達と同じ孤児院出身で私達のお姉ちゃんだったの。いっつもスコールが独り占めしてたけど。」

エーコ「ふ〜ん。」

スコール「で、今日来たのはエルオーネの頼みか?」

ラグナ「まぁそれもあるが、ウォードあれを。」

ウォード「・・・」

ウォードは何も言わずに抱えていた大き目の箱を置いた。

スタイナー「ウォード殿はどうかなされたのでありますか?」

キロス「訳アリで喋れなくなったのだよ。」

ウォード「・・・」

キロス「気にしていないと言ってるがな。」

ゼル「で、何だこれ?」

ラグナ「やっとこさ仕上がったリノアちゃんに似合いそうなウェディングドレスよ!!」

リノア「ドレス!?わぁ〜嬉しい〜〜〜!!」

スコール「ラ、ラグナ・・・!!」

ラグナ「お前も早くリノアちゃんと式挙げろよ。」

リノア「ありがとう義父さん!!」

スコール「・・・」

スコールはあきれ返っていた。

セルフィ「そん時はここで挙げてあたしが司会進行してあげる!!」

スコール「そんなことより魔獣をさっさと倒すぞ!!」

恥ずかしいのかスコールはキレた。

その場二人除いて全員「は〜い。(アル)(だもんよ)」

ウォード「・・・」

風神「御意」

スコール「まったく・・・とりあえずラグナロクがあることだし二手に分かれよう。」

セルフィ「じゃああたしはラグナロクの方!!」

アーヴァイン「じゃあ僕も行こう。」

ゼル「それじゃあ俺も行くぜ。」

スコール「となると俺とリノア、キスティスがガーデンだな。」

ミコト「義姉さんは舌噛んでるし前回アレだけ戦ったから今回は休んでて。」

ダガー「そう言うわけには行かないわ。確かに詠唱は出来ないけど・・・」

リノア「そうしなさいよ。あんたは黙って私とスコールのラヴラヴアタックでも見てなさいよ。」

ダガー「むっ!!私はガーデンにいるわ!!」

ミコト「義姉さん・・・しょうがない、私もこっち残るわ。」

スタイナー「では自分も。」

クイナ「ワタシも残るアル。」

ビビ「となると僕とエーコにフラットレイとサラマンダーがあの飛空挺ってことだね。」

サイファー「俺らも行くぜ。どっちがいい?」

風神「我、サイファー、共。」

雷神「サイファーが行くほうに行くもんよ。」

サイファー「そんじゃガーデンに残るか。」

ラグナ「よっし、じゃあ俺らはラグナロクだな。」

スコール「ちょっと待てお前も戦うのか?」

ラグナ「おう任せろ!!」

キロス「大丈夫だよスコール。私達がいる。」

ウォード「・・・」

スコール「なら・・・大丈夫か・・・?」

リノア「大丈夫だって!!じゃあみんな行動開始!!」

セルフィ「おーーー!!」

スコール「まったく・・・」

スコールは呆れていたがその顔には笑みがあった。そして各々ガーデンと飛空挺に分かれた。

スタイナー「しかし陛下、本当に大丈夫なのでありますか?」

ダガー「魔法は無理だとしても剣ならいけるわ。それにリノアには負けてなれないし。」

リノア「止めておいたら〜?そんなんじゃ足手まといだよ〜?」

ダガー「なめてもらっては困るわね。それに足手まといになるつもりはサラサラないからね。」

リノア「あっそ。じゃ頑張ってね〜」

ミコト「大丈夫でしょうかあの二人?」

スコール「どうだろうな・・・」

エルオーネ「ケンカするほどなんとやらでしょ?」

スコール「それはそうだが・・・それよりこっちでよかったのか?」

エルオーネ「危なくなったらスコールが助けてくれるでしょ?」

スコール「そうだな。」

ミコト「スコールってシスコン?」

スコール「は?」

エルオーネ「え?」

ミコト「何となくそう思ったんだけど。」

スタイナー「それはあ奴だろうが。」

ミコト「兄さんはいいの!!」

スコール「・・・」

エルオーネ「言われて見ればそうかもね。」

スコール「!!」

リノア「じゃあさ。私とスコールが結婚したらエルオーネは私の義姉さん?」

エルオーネ「そうかもね。」

スコール「エルオーネ・・・」

エルオーネ「これ以上はスコールが精神的に大ダメージだから止めておきましょう。」

リノア「は〜い。」

スコール「・・・」

キスティス「今心の中で『同情される方がきつい』って言ったわね。」

スコール「・・・」

クイナ「当たり見たいアルね。」

スコール「・・・」

キスティス「『もう止めてくれ』ね?」

スコール「・・・」

ダガー「これ以上やったら本当に虐めですよ。」

スコール「・・・ありがとう・・・」

サイファー「見えてきたぜセントラだ。」

ガーデンの前方に荒れ果てた大地が見えてきた。

スコール「これ以上近づくと見つかるだろうな・・・キスティス。」

キスティス「分かってるわ。」

そう言ってキスティスはエレベーターで上に向かった。

スコール「近くの海岸からあいつらに近づこう。」

ダガー「でも私達があっちに行ってる間にここが襲われたら・・・」

サイファー「なんなら俺らが残ってやるよ。」

スコール「頼もうと思っていて言うのも何だがいいのか?」

サイファー「そんかわりしっかりやれよ。」

スコール「ああ。」

ダガー「私達からも誰か残しましょうよ。」

ミコト「だったらスタイナーとクイナ残って。」

クイナ「結局はこうなるアルか・・・」

スタイナー「だな・・・」

そしてガーデンがセントラの海岸について停止した。

エルオーネ「それじゃあ頑張ってね。」

スコール「ああ。」

ダガー「行ってくるね。」

スタイナー「どうかご無事で。」

そしてガーデンからスコールとリノア、キスティスにダガーとミコトに犬が一頭降りた。

ミコト「何この犬?」

リノア「この子はアンジェロ。私の愛犬よ。」

アンジェロ「クゥ〜ン」

ミコト「大丈夫なの?」

リノア「じゃなかったらつれてこないわよ。」

ダガー「あそ・・・」

スコール「無駄話はそこまでだ。静かにしろ。」

キスティス「いたわね・・・」

ダガー「あ。」

五人と一頭の前に巨大な剣を持った巨大な赤い鎧が立っていた。

ミコト「でっか〜い・・・」

スコール「ウルフラタイマーだ・・・あいつは防御力と攻撃力はハンパないが動きは鈍い。即効で片づけれる。」

ミコト「でも後の二つは?」

キスティス「確かこの辺にドルメンとティアマトがいるはずだが・・・」

スコール「まさか・・・」

アンジェロ「ワンワン!!」

アンジェロがガーデンの方を向いて吠え出した。

リノア「アンジェロ!?」

スコール「抜かった!!あいつはおとりだ!!ガーデンを開けさせて潰すつもりだ!!」

リノア「サイファー達がいるからってほっとく訳には行かないよ!!」

ダガー「戻りましょう!!」

スコール「簡単に行けたらな!!」

ミコト「え!?」

キスティス「襲ってきたわよ!!」

ウルフラタイマーが剣をダガー達に向けて振り上げていた。

スコール「散れ!!」

ドゴーーーン!!

ミコト「きゃあ!!」

ウルフラタイマーの一太刀で地面にひびが入った。

スコール「ここは俺が引き受けるからみんなはガーデンを!!」

ミコト「大丈夫なの!?」

スコール「あんな奴の攻撃なんか喰らうほうがおかしい!!早く行け!!」

リノア「スコール・・・」

スコール「安心しろ。俺は魔女リノアの騎士だ。死ぬ訳が無い。」

リノア「・・・約束だよ?」

スコール「ああ。」

リノア「約束だかんね!!」

そう言いながらリノアはスコールにキスをした。

リノア「死んじゃやだからね!!」

スコール「さぁ行け!!」

そしてダガー達四人と一頭はガーデンに戻った。

スコール「さてと・・・何処までやれるか・・・」

そう呟きながらスコールはガンブレードを握り締めた。

スコール「うぉーーー!!」





サイファー「なろっ!!」

ゲシッ!!

サイファーは金色の小型の機械兵を思いっきり蹴飛ばした。

スタイナー「こんなに多くてはキリが無いであるぞ!!」

サイファー「んなこたぁ分かってるよ!!

ガーデンの辺りには金色の小型機械兵が大量に飛び回っていた。

雷神「サイファー!!このまんまじゃきついもんよ!!」

風神「泣言、無用!!」

スタイナー「しかしなんであるかこれは!?」

サイファー「あいつらから聞いた話からすればこいつはドルメンが召喚したアリニュメンだ!!どっかにデカイのがいるだろうからそいつを叩けばいい!!」

クイナ「デカイのってアレアルか?」

クイナが指差した先には巨大な金色の機械兵がいた。

サイファー「気付いてたんならさっさとやれよピエロ!!」

クイナ「だってこいつらまずいアル・・・」

サイファー「食ってんじゃねぇ!!」

スタイナー「なぁ、あの上にいるのは何であるか?」

サイファー「は?」

ガーデンの上には竜のような魔獣がいた。

雷神「どう見たってガーデンをやるつもりだもんよ!!」

風神「破!!」

ビュワァーーー!!

風神が武器と思えるチャクラムのでかい様な物を構えて一回転すると突然竜巻が発生し上の魔獣に向かって行った。

スタイナー「い、今詠唱したであるか!?」

サイファー「知るか!!」

魔獣「ガァーーー!!」

竜巻を喰らったらしく魔獣が下に降りてきた。

雷神「バ、バハムートだもんよ!!」

魔獣は黒いバハムートのような姿だった。

風神「キスティス、話、奴、ティアマト。」

ティアマト「ガァ・・・」

ティアマトは何かをため始めた。

雷神「何かやばそうだもんよ!!」

サイファー「即効で倒しゃいいだろ!!」

クイナ「でもあっちもなんかため始めてるアルよ。」

金色の機械兵、ドルメンも何かためていた。

雷神「どう考えたってどっちかしか防げないもんよ!!」

ゲシッ!!

風神「泣言無用!!」

風神は雷神を思いっきり蹴った。

サイファー「どうなってもいいから何とかしろーーー!!」

スタイナー「自分はティアマトを叩くからクイナは青魔法で金色を何とかするのだ!!」

クイナ「アイヨアル!!」

スタイナーはティアマトに向かい走り出し、クイナは詠唱に入ったが二体とも既に攻撃態勢を取っていた。

スタイナー「間に合えーーー!!」

クイナ「フヌゥーーー!!」

サイファー「ピエロはともかくおっさんの方は間に合わねぇ!!風神!!」

風神「御意!!破!!」

ビュワァーーー!!

風神はスタイナーに向けて風を放った。

スタイナー「ぬおぉーーー!?」

風に押されてスタイナーはティアマトに向かって吹き飛んだ。

ドゴン!!

ティアマト「ギャ!?」

スタイナー「うおっ!?」

そのままスタイナーは突撃して何とか攻撃を中断させた。

サイファー「次はドルメンだ!!ピエロ!!」

クイナ「ワタシクイナアル!!」

サイファー「どうでもいいからさっさとやれ!!」

クイナ「間に合わないアルーーー!!」

ドルメンが仰向けになり下半身から膨大なエネルギーが溜まって今にも何かを放とうとした。

クイナ「アルゥーーー!!」

と。

ドーーーン!!

クイナ「ル!?」

ドルメン「!?」

ドルメンに何かが当たり攻撃が中断された。

リノア「間に合った!!」

サイファー「リノア!?お前どうしてこっちに!?」

リノア「おとりだと気付いて急いで戻ってきたの。あっちはスコールが頑張ってるわ。」

スタイナー「しかし今何をした?」

リノア「ああ。アンジェロよ。」

アンジェロ「ハッハッハッ・・・」

ミコト「アンジェロがあの金色に突進したの・・・」

クイナ「・・・」

ドルメンを攻撃しようとしたクイナは唖然とした。

スタイナー「ん?そう言えば陛下は?」

ミコト「義姉さんならあっちで小さいのと戦ってるわよ。」

ダガーは少し離れた場所で大量のアリニュメンと戦っていた。

ミコト「喋れない分陰で頑張るってことね。」

キスティス「だから私達もこいつらを倒しましょう。」

クイナ「簡単に言うアルが・・・」

キスティス「しょうがないわね・・・デジョネーター!!」

キスティスが何かを唱えるとティアマトの辺りに怪しい空間が出来た。そして。

ティアマト「ガァーーーー!?」

ティアマトは空間に吸い込まれて消えた。

キスティス「はい完了。私一つやったから後一つは頑張ってね。」

サイファー「しょうがねぇな・・・リノア!!風神雷神!!援護しろ!!」

サイファーはガンブレードを構えてドルメンに向かい走り出した。

リノア「おっけぇ〜アンジェロ!!」

アンジェロ「ワン!!」

風神「雷神!!」

雷神「分かっただもんよ!!」

リノアはアンジェロを腕に乗せ、雷神と風神は何かの詠唱に入った。

リノア「いっけぇーーーアンジェロキャノン!!」

ボゴン!!

リノアはアンジェロを大砲の弾のごとくドルメンに向けて発射した。

ドーーーン!!

アンジェロはドルメンに命中し多少仰け反らす事が出来た。続いて。

雷神「ガーディアン・フォース召喚だもんよ!!ケツァクウァトル!!」

風神「パンデモ二ウム招来!!」

雷神と風神が同時にG.Fを召喚した。そして。

ズドゴーーーン!!

二体同時攻撃でドルメンは大きくひるんだ。

サイファー「今だ!!てりゃーーー!!」

サイファーはドルメンに向かい大きくジャンプした。そして。

ズヴァーーー!!

ドルメンを一太刀で真っ二つに切り裂いた。

サイファー「手応えのねぇ奴らだ。」

そして同時に大量のアリニュメンも消えた。

ミコト「後はスコールとラグナロクのみんなね。大丈夫かしら?」





ビビ「うぅ〜・・・」

エーコ「大丈夫?」

ビビ「だいじょ・・・うう!!」

エーコ「ラグナもっとしっかり操縦してよね!!」

ラグナ「んなこと言われてもよ、あいつが速いからな・・・」

ラグナロクの周りに竜のような魔獣がもの凄い速さで飛びまわっていた。

ビビ「ごめん・・・もう・・・」

エーコ「しっかりしてよ!!船酔いなんかに負けちゃ駄目!!」

サラマンダー「そう言われても・・・」

フラットレイ「ここまで揺れてると・・・」

ビビにつられてサラマンダーとフラットレイも船酔いしていた。

エーコ「頑張ってビビ!!無事に戻ったらキスしてあげるから!!」

ビビ「よ、ようしがんば・・・うう!!」

エーコ「ビビ!!」

サラマンダー「・・・そう言えばあの二人ってどうなんだ?」

フラットレイ「噂じゃファーストはしてないそうだが・・・」

ラグナ「あの速さはキロスでも追いつかないだろうし・・・ゼル達はどうなんだ?」

ウォード「・・・」

キロス「コキュートスに苦戦してるようだ。」



セルフィ「アーヴィンゼル頑張ってよね!!」

アーヴァイン「そんなこと言われてもね・・・」

ゼル「何でお前はそんな元気なんだ・・・?」

セルフィ「そんなことないよ。あたしだって瀕死なんだから。」

アゼ「全然見えねぇ・・・」

セルフィ「そんなことよりガンバガンバ!!」

ゼル「まったくよ・・・」

アーヴァイン「そんなことより・・・避けろ!!」

ゼル「おわぁ!?」

セルフィ「わ!!」

三人の付近に強力な魔法が放たれたがとりあえず避けることは出来た。

コキュートス「・・・」

ゼル「なぁ・・・あいつってあんなに強かったか?」

アーヴァイン「それを言えばトライエッジだってようだよ。あんなに速かった?」

セルフィ「とりあえずトラジだけでもなんとかしなきゃ。あのままじゃ飛空挺も危ないしラグナ様達も危ないよ。」

ゼル「トラジ・・・」

アーヴァイン「何か聞こえてくるような・・・ま、いいか。」

アーヴァインは呟きながら銃をトライエッジの進行方向より少し前に向けた。

アーヴァイン「よーくねらって・・・そこだ!!」

ガーーーン!!

トライエッジ「ギャ!?」

アーヴァインの撃った銃弾は見事トライエッジに当たった。

トライエッジ「ガァーーー!!」

それに怒ったようでトライエッジはアーヴァインの方を向いた。

アーヴァイン「よし来た!!セフィ!!」

セルフィ「おっけぇ〜!!」

セルフィはヌンチャクを上手く回して何かをし始めた。

ゼル「そんじゃ同時にあいつも消しちまおうぜ!!うぉーーー!!」

そう言いながらゼルは全速力でコキュートスに向かい走り出した。が。

コキュートス「?」

ゼルはそのまま通過した。


エーコ「ゼルは何やってんの?」

キロス「おそらくアレだろう。」

ラグナ「だな。」

エーコ「アレ?んん!?」

エーコは遥か遠くから何かがもの凄い速さで近づいてくるのが見えた。それは・・・

ゼル「うぉーーーーー!!」

ゼルだった。

ゼル「全てをぶっ飛ばす!!この俺の一発!!」

どっかで聞いたようなセリフを言いながらゼルは右手拳に力をためた。そして。

ゼル「俺式ファイナルヘブン!!」

ドゴーーーン!!

どっかで聞いたような技に似た一撃をコキュートスにかました。

コキュートス「!?」

ゼル「いいぞセルフィ!!」

セルフィ「お〜!!んじゃいっくよ〜!!ジ・エーーーンド!!」

ドッキューーーン!!

トライエッジ「ガァーーーー!!」

コキュートス「!?!?!?!?」

トライエッジとコキュートスは何故か消えた。

エーコ「な、何今の?」

飛空挺に乗ってた者が降りてきた。

セルフィ「今のはあたしの取って置きのジ・エンドよ。何でもかんでも全てを終わらすの。」

エーコ「怖〜・・・つかさっきゼルは何したの?」

ゼル「アレか?アレは俺の取って置き、俺式ファイナルへブンさ。」

アーヴァイン「いちいち星一周しなきゃいけないけどね。」

エーコ「もの凄い無駄な力・・・それにティファの・・・」

ゼル「いいんだよ俺式だから。」

ラグナ「それよりセントラに行こう。あいつらが心配だ。」

エーコ「だね。運転しっかりで頼んだわよ。もしビビが船酔いするような運転したらどうなるか・・・」

ラグナ「はいはい分かった分かった。」





スコール「くぉ!!」

一方スコールはウルフラタイマーの大剣をガンブレードで受け止めていた。

スコール「くく・・・うぉあ!!」

スコールは大剣を弾き、そのままウルフラタイマーの頭付近まで駆け上った。そして。

スコール「てやっ!!」

バギン!!

ガンブレードで斬りつけたが鉄な訳であり全然ダメージは無かった。

スコール「やっぱりきついな・・・」

スコールは一人なために苦戦を強いられていた。

スコール「攻撃が当たる事は無いけどダメージが与えられなきゃな・・・来たっ!!」

ウルフラタイマー「ゴォ!!」

ウルフラタイマーは大剣を振り上げてた。

スコール「そんだけ隙があれば避けるのは容易い!!」

ドゴーーーン!!

スコール「うぉ!!」

スコールは大剣での攻撃は避けれるがその際小規模の地震が発生してそれに足をとられていた。

スコール「このバカ力が・・・しまった!!」

スコールはガンブレードが自分の手から離れていたことに気付いた。

スコール「ま、まずい・・・!!」

スコールは立ち上がろうとした。が。

ウルフラタイマー「ゴォ!!」

既にウルフラタイマーが次の攻撃の準備をしていた。

スコール「早い!!くそう・・・」

ウルフラタイマー「ゴォーーー!!」

スコール「ちぃ!!」

ドゴーーーン!!





リノア「!?」

ミコト「どうしたの?」

リノア「嫌な予感が・・・スコール?」

ダガー「もしかして・・・」

リノア「そんなわけ無いでしょ!!」

キスティス「ここでアレコレ言う前に急ぎましょう!!」

サイファー「ならちょうどいいのがあるぜ。」

スタイナー「お。飛空挺である。」

ちょうどラグナロクが近づいてきていた。

雷神「お〜いだもんよ!!」

そしてラグナロクはガーデンの近くに着陸した。

ラグナ「こっちの片はついたようだな。」

リノア「義父さん!!早くスコールの所に連れてって!!」

ラグナ「ど、どうしたんだ?」

リノア「急いで!!」

ラグナ「あ、ああ。」

ミコト「急ぎましょう!!」

と言うことで主要メンバー皆ラグナロクに乗り込みウルフラタイマーがいる方に向かった。

ラグナ「一体どうしたんだ?」

リノア「嫌な予感がするの・・・まさかとは思うけど・・・」

ダガー「所でこの二人はどうしたの?」

サフ「うう〜・・・」

エーコ「さっきの乱暴運転で酔っちゃってね。」

ミコト「この二人が船酔いするなんて・・・だったらビビはもっと酷いんじゃない?」

エーコ「とりあえずもう落ち着いてるわ。」

セルフィ「スコール大丈夫かな・・・」

リノア「スコールは大丈夫よ・・・死ぬ訳が無いもの・・・」

ラグナ「いたぜ。どデカイ鎧だ。」

リノア「この辺でいいわ。後は下から行く。」

ラグナ「おう。」

そしてラグナロクはウルフラタイマーから少し離れた所に着地し、そこから徒歩でウルフラタイマーに接近した。

ビビ「うわぁ〜・・・これは・・・」

辺りはウルフラタイマーの斬撃で異常にボロボロだった。

リノア「スコール!?スコール何処!?」

しかし辺りにはスコールの姿は無かった。

リノア「スコール!!スコ・・・!!」

スコールの代わりにリノアはある物を見つけた。

リノア「スコールの・・・ガンブレード・・・」

ウルフラタイマーから離れた場所に刺さってるガンブレードだった。

ゼル「おい・・・嘘だろ・・・」

アーヴァイン「スコール・・・」

セルフィ「う、嘘よね・・・?」

キスティス「ま、まだ死んだって決まった訳じゃないのよ!!」

雷神「でもだもんよ!!」

皆に重い空気が圧し掛かった。

リノア「スコール・・・スコールーーー!!」

?「勝手に殺すな!!」

その場ほとんど「!?」

サイファー「お前らの目は節穴か?」

風神「奴、移動、無。」

エーコ「そう言えばあのデカ物さっきから一歩も動いてないわね・・・」

ミコト「おそらく・・・アレね・・・」

エーコ「アレ・・・えええええ!?」

スコール「く・・・!!」

スコールはなんとウルフラタイマーの大剣を真剣白刃取りで受け止めていた。

リノア「スコール!!」

スコール「気付いたんならさっさと助けろ!!こっちは五分近くこのままなんだぞ!!」

リノア「分かった!!アンジェロ!!」

アンジェロ「ワン!!」

リノアはアンジェロの背中に乗り、一緒にガンブレードがある方に向かった。

リノア「行くよーーー!!」

アンジェロのスピードは雲を引くほどまで加速し、通り際にガンブレードを取った。

リノア「スコールーーーーー!!」

ウルフラタイマー「ゴッ!?」

ドッゴーーーン!!

ウルフラタイマー「ゴゴッ!?」

アンジェロは思いっきりウルフラタイマーに突撃して大きくひるます事が出来た。

スコール「助かった・・・リノア!!」

リノア「アルテマウェポンならあるわよ!!そ〜れ!!」

リノアはガンブレードをスコールに向けて投げた。

ダガー「あのガンブレードもアルテマウェポン・・・」

スコール「よし!!これで行ける!!」

ガンブレードを受け取ったスコールはすぐに力を込めてウルフラタイマーに飛び掛った。

スコール「さっきのお返しだおらーーー!!」

バギン!!

かなり重たいはずのウルフラタイマーを一太刀で上に切り上げ、スコール自身も高くジャンプした。

スコール「消え去れーーー!!」

バギンザグドグジュドガンガギン!!

クラウドに負けず劣らずの連族攻撃をスコールはかました。(音がおかしいのは鉄だから)

スコール「エンドオブハートーーー!!」

ズヴァーーーーー!!

止めの一撃をかまし、ウルフラタイマーは細切れにされた。

スコール「はぁ・・・さすがに・・・つらいな・・・」

スコールは疲れたのかその場に倒れた。

リノア「あ、スコール!!」

スコール「ZZZZZ・・・」

ほぼ全員「寝てんのかい!!」

リノア「まったくもう・・・」





?「次の座標はセットしたぜ。」

エーコ「ああどうもね・・・ってあんただれ?」

スコール「こいつがニーダだ。忘れさられてるが俺と同期のSeeDだ。」

ニーダ「忘れさられてた?」

セルフィ「うん。」

ゼル「おう。」

ミコト「とりあえず後は義姉さんね。」

リノア「来たよ。」

ダガー(ここからは普通に喋ってる)「おまたせ。」

ビビ「ああ今日始めてお姉ちゃんの声を聞いたよ。」

ダガー「誰かさんのせいで舌噛んじゃったからね。」

リノア「へぇ〜?誰かさんって誰かしらねぇ〜?」

スタイナー「へ、陛下・・・」

心なしかダガーとリノアの間に火花が飛び散っていた。

ダガー「でもそれ考えるとさ・・・私今回セリフ少ない?」

クイナ「フヌ・・・ちょっと集計するアル・・・」

クイナは何かを取り出して調べ始めた。

クイナ「さっきの含めて・・・喋った回数は二十八回アルね。」

ミコト「後は紙にペンだもんね。」

ダガー「それはどう言う風に捉えればいいのかな?嬉しいのか悲しいのか・・・(二十九回目)」

エーコ「と言うか何で調べたの?」

クイナ「ん〜ま〜あえて言うなら・・・陰の黙示録アルね。」

エーコ「それどう考えたって25作目の○○えもんの映画からのパク・・・むぐ!?」

ビビ「エーコ駄目だよ。」

ビビはエーコの口を左手で塞いだ。

エーコ「うん・・・(ビビの手・・・暖かい・・・)」

ビビ「エーコ?」

フラットレイ「そんなことより急ごう。後二日しかないぞ。」

ダガー「む〜今日のとこは私から引いてあげるわ。(三十回目)」

リノア「あらそう?いつでもお姉さんはまってるわよ〜」

ダリ「ふん!!(三十一回目)」

サラマンダー「何だあの二人?」

スタイナー「知らぬ。」

ミコト「それじゃあ行きましょうか。ほら義姉さん。」

ダガー「私は負けたなんて思ってないからね。(三十二回目)」

リノア「そう思いたかったらどうぞ思っててください女王様?」

ダガー「ええそうさせて貰いますわ魔女さん?(三十三回目)」

エーコ「だめだこりゃ。まぁそんなことよりもスコール?」

スコール「?」

エーコ「しっかりリノアを幸せにすんのよ。」

スコール「な!?」

ビビ「二人に子供が出来たら教えてくださいね。」

スコール「お前ら・・・分かったよ。」

クイナ「行く前に聞きたいアルが・・・二十歳になってもなんでまだガーデンにいるアル?」

スコール「そら俺らはSeeDの中でも腕は立つからOBとして残ってるのさ。」

クイナ「そう言えばサイファーはSeeDアルか?」

サイファー「うっ!!そ、それは・・・トップシークレットだ!!俺は風紀委員としてこのガーデンを守らなくてはいけないからな!!ハハハハハ!!」

クイナ「あっそアル・・・」

フラットレイ「何だかクイナの奴・・・キャラ変わってきてるな・・・」

スタイナー「それよか自分今回もあまり活躍してないような・・・」

サラマンダー「しばらくはそっとしてるか。」

スフ「うぬ。」

ミコト「みんな早く。」

スサフ「ん?ああ。」

そして八人は装置の前に集まった。

シュウ「装置はいつでもいいわよ。」

スコール「それじゃあ頑張れよ。」

ビビ「はい。」

ラグナ「行く前にミコちゃんのシッポを・・・やっぱいいわ。」

ミコト「ごめんなさいね。」

リノア「じゃあね。私のよきライバル。」

ダガー「じゃあね。(三十四回目)」

シュウ「それ!!」

シュウが装置を発動させ八人は次の星へ向かった。

セルフィ「あ〜あ。いっちゃった。」

スコール「行きてればいつか会えるさ。少しでも一緒に戦った仲間なんだからな。」

キスティス「へ〜昔のあなたからは考え付かないセリフね。」

スコール「悪いかよ・・・」

リノア「あ、そだそだスコール。」

スコール「ん?」

リノア「あのネ・・・ごにょごにょ・・・」

スコール「な!?」

リノアの耳打ちでスコールの顔は赤くなった。

リノア「みんなには秘密ね?」

スコール「あ、当たり前だろ・・・」

エルオーネ「ふ〜んそうだったんだ。」

リノア「わっ!?」

スコール「エ、エルオーネ!?」

エルオーネ「みんな聞いて!!リノアねぇ〜・・・」

スリ「わわわわわわわ!!」

セルフィ「え〜何々!?」

アーヴァイン「もしかして二人・・・」

ゼル「何だ?」

キスティス「知らないなら知らなくていいじゃない?」

サイファー「そうだぜチキン野郎。」

ゼル「それ言うなよ!!」

雷神「何だか楽しいもんよ。」

風神「・・・そうだね。」

シュウ「お!!風神が久々に喋った!!」

風神「!!」

スコール「うるさいぞお前ら!!そこに直れ!!」

ラグナ「・・・若いっていいね〜」

ウォード「・・・」

キロス「私もウォードも同感だ。」

かなりテンヤワンヤな状況になったが皆楽しそうに笑顔が溢れていた。

ニーダ「なぁ俺これで終わり?」

・・・

ニーダ「反応しろーーー!!」




遂に魔獣は後一つとなった。ジタンの命が戻るまであと少し。それは終わりを意味するのか始まりを意味するのか・・・




続く










あ と が き
恋人バカと妹バカの対決。
そっくり同士のへんなライバル心。
でも個人的には出来は良くないんですよね。
この時ネットつながるか不安だったんで・・・
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