Another United World
〜一つに集まった十四の世界〜


第十二話 魔の海域



それぞれの目的の為分かれた戦士達。大西洋へ向かったメンバーに待ち受けるものは






ロイド「なぁ、やっぱりこれなのか?」

承太郎「これのようだ。」

ルフィ「これ見てぇだな。」

アヤ「これのようね。」

アメリカのフロリダ地方のある港に来たユニコーンの角を探す一向はある物を見て立ち尽くしていた。それは。

ナミ「タライ・・・よね?」

プレセア「これは・・・タライです。」

花京院「タライ、ですね。」

海に浮かんでいる大き目の木製のタライだった。

ルフィ「なぁナミ。ホントにこれか? 一番安いっつぅ船。」

ナミ「信じたくは無いけど、これ見たいね。」

一体どう言う経緯があったのか。それは数分前。



アヤ「さてと、ここまで来たのはいいけどさ、問題は船よね。」

ジョセフ「そうじゃの。ここで借りるのはいいが、金はあるのか?」

ナミ「正直全員分のを足してもあまりいいのは借りれそうに無いわね。いっそ一番安いのにする?」

リフィル「え・・・」

ロイド「そうだな。あまり金を費やしたって仕方ないし。」

コレット「ロイドがそう言うなら私もそれでいいと思う。」

リフィル「ね、ねぇみんな。たまには奮発して少しはいい船借りないかしら?」

アブドゥル「ん? どうかしたのかリフィル殿。」

リフィル「え? あ、その・・・」

プレセア「その方法はあまり好ましくないと思います。私も安い船を選んだ方がいいと思います。」

リフィル「うぅ・・・」

ナミ「すいませ〜ん。ここで借りれる一番安い船ってどれです?」



ロイド「ってなわけだ。」

アヤ「いくらなんでもタライは無いでしょ?」

レンタル屋「これでもしっかりしたタライだぜ? 乗って損は無しだ。」

ルフィ「んな事言ってもなぁ〜・・・俺悪魔の実を食ってカナヅチだからな。」

コレット「でも楽しそうだよ?」

ジーニアス「そうかなぁ・・・?」

アヤ「だけどこれは考え物よね。大丈夫なの?」

ナミ「流石にこれで魔の三角地帯バーミューダ・トライアングルを行くのは無理よねぇ・・・」

レンタル屋「ほぉ。アンタらあの海域に行くってのか。いい度胸してんじゃねぇか。ちょっと待ってな。」

そう言ってレンタル屋の男はどこかに向かった。

ルフィ「何だぁ? 一体。」

ジーニアス「さぁ?」

「ん? ルフィにナミじゃないか。」

ルフィ&ナミ「ん?」

その時腰に刀を三本挿した男が一行の所にやってきた。

ルフィ「ゾロ? 何でここにいるんだ?」

ゾロ「そりゃこっちの台詞だ。お前らも何でここにいる?」

ナミ「色々あってね。アンタはどうせ道に迷ったんでしょ?」

ゾロ「ぐっ・・・うっせぇな。」

ジーニアス「ね、ねぇ。今ゾロって言わなかった?」

アヤ「言ったわね。あなた、海賊狩りのゾロ?」

ゾロ「ん? そうだ。」

ロイド「それって賞金稼ぎで賞金首の? ルフィ、ナミ。知り合いだったのか?」

ルフィ「まぁな。」

ゾロ「そいつらは学校の奴らか?」

ルフィ「あぁ。」

ゾロ「まぁいい。で、何でここにいるんだ?」

ナミ「ユニコーンを探してるのよ。バーミューダにいるみたいなの。」

ゾロ「バーミューダぁ? おめぇら無茶にも程があるぞ?」

ルフィ「ま、仕方ねぇんだ。ゾロも来てくれりゃ心強いんだけど、どだ?」

ナミ「どっちみち迷いっぱなしよりはいいでしょ。」

ゾロ「うっせぇ。ま、いいぞ。」

ルフィ「サンキュウな。」

リフィル「大丈夫かしら・・・?」

ジョセフ「いいではないか。」

リフィル「はぁ・・・」

そんな事を話しているとレンタル屋が戻ってきた。

レンタル屋「おぉ待たせたな。こっちに来な。」

ロイド「あぁ。」

レンタル屋の案内で一行はある場所へ向かった。そこには。

ロイド「今度は・・・ボロいなぁ・・・」

ボロボロの帆船があった。

レンタル屋「ボロは着てても心は錦。これでもマシな方だぜ?」

ナミ「ま、これの方が私には合うわね。」

リフィル「大丈夫かしら・・・」

ジョセフ「ま、ワシは飛行機で無ければいいわい。」

ロイド「とにかくこれで行けるな。」

レンタル屋「それにタライもいくつかサービスしておくぜ。」

ほぼ全員「タライはいいって・・・」

ともかく一向はその帆船で沖に出た。

コレット「風が気持ちいいね〜」

承太郎「遊びに来てるんじゃ無いんだぞ。」

コレット「分かってるよ〜」

ナミ「ジタンの話だと、三角地帯を表す部分、つまりこの三点を結んだ海域で失踪が起きてるのよね。」

ロイド「一体何が起きているんだ?」

花京院「それが分からないから魔の海域と呼ばれているんでしょう。」

ロイド「あ。そっか。」

アヤ「この海域に入った物全てがいなくなるって、本当に何が起きているのかしら。」

ゾロ「そんなの行けば分かるだろ。」

ジーニアス「そりゃそうだけどさ。」

ナミ「それに、簡単に行けるとは思え無いけどね。」

承太郎「どう言う事だ?」

コレット「あれ? 何か近づいて来るよ?」

リフィル「何かって?」

ジーニアス「ってあれ海賊船じゃ無いかぁ!!」

一行の船に一隻の海賊船が近づいてきていた。

「ぎゃーっはっはっは!! 久しぶりだなゴムゴム!!」

その海賊船の船長と思われるハデな鼻をした男が叫んでいた。

ルフィ「あ、バギーだ。ありゃ。」

ロイド「バギー?」

アヤ「確か道化のバギーじゃない? 賞金首の海賊の。」

リフィル「あなたどう言う関係なの?」

ルフィ「何度か戦った事があるんだ。」

ナミ&ゾロ以外「は?」

ナミ「黙ってたけど、私達も海賊なのよ。」

リフィル「あ、あなた達も!?」

ロイド「そっか。だからお前らたまに学校休む事があったのか。」

ルフィ「センセ、黙ってて悪い。」

リフィル「もういいわよ・・・」

バギー「ゴルァーーー!! なぁにこっち無視してんだぁーーー!!」

プレセア「すっかり忘れてましたが、どうするんです? もう魔の海域近くですよ?」

ジーニアス「あの雰囲気じゃ無視するってのは難しいだろうねぇ・・・」

ルフィ「別に俺一人で乗り込んでってもいいぜ?」

承太郎「その時は俺も行く。」

リフィル「そう言う場合じゃ無いでしょう・・・」

ナミ「暴れるなら少しにしてよね。何だかこの海域の空気がおかしいから。」

アヤ「おかしいって?」

ナミ「多分すぐにこの海域は荒れるわ。」

アヴドゥル「何故そのような事が?」

ルフィ「ナミは航海士だからな。んじゃああまり戦えねぇな。」

バギー「どんたけこっちを無視してりゃ気が済むんじゃーーー!!」

ジーニアス「五月蝿いなぁ!! こっちは忙しいの!!」

バギー「餓鬼のくせに馬鹿にしやがって!! 今そっちに行ったるぁ!!」

ジーニアス「来れるものなら来てみなよ〜だ!!」

コレット「ジーニアス、そんな事言って大丈夫?」

ジーニアス「大丈夫だよ。だってこの船とどの位離れて・・・」

バギー「おりゃあ!!」

ジーニアス「ぶっ!?」

突然バギーが飛んで来てジーニアスの顔に飛び蹴りをかました。

リフィル「ジーニアス!?」

ジョセフ「一体どうやって来たのじゃ?」

ロイド「どうだっていい!! この野郎!!」

ロイドは剣でバギーを横斬りで真っ二つに斬った。

ロイド「あり?」

花京院「何だか・・・呆気ないですね。」

ロイド「本当にコイツ賞金首なのか?」

ルフィ「気をつけろロイド!! バギーも悪魔の味の能力者だ!!」

ロイド「何だっ」

バギー「死ねぃ!!」

ロイド「てぇ!?」

斬られたはずのバギーの下半身が一人で動きだし、靴に仕込まれたナイフでロイドに斬りかかった。
ロイドは寸前で剣で受け止めた。

バギー「ちっテメェもやるな。」

バギーの上半身が浮き上がり、下半身とくっ付いた。

ナミ「バギーはバラバラの実を食べたバラバラ人間なのよ。」

アヤ「何でもありなのね。」

ゾロ「悪魔の実だからな。」

ルフィ「つかお前どうやってきた? 足は飛べないだろ?」

バギー「けっそんなのこうすればいいんだよ!!」

そう言うとバギーは体を細かくばらばらにした。
そしてそのバラバラにしたパーツに足首を乗せて宙に浮いた。

ルフィ「な〜るほどなぁ。」

ロイド「って感心してどうする!?」

花京院「僕のエメラルドスプラッシュで撃ち落とす!!」

バギー「そうはさせるか!! 特性バギー玉をハデにやれぇ!!」

バギーの命令でバギーの船から一発の砲弾が飛んできた。

ゾロ「またアレかよ。ルフィ。」

ルフィ「おう。ゴムゴムのぉ!!」

砲弾が飛んできた事を確認するとルフィは大量に空気を吸い込みだした。

バギー「ひゃ〜っはっは!! 前と同じと思うなよクソゴム!!」

ルフィ「ふうせ、ん!?」

よく見ると飛んでくる砲弾には大量の棘があった。

バギー「てめぇが返せねぇように改良したんだよ!!」

ルフィ「やべっ!! あれは無理だ!!」

ナミ「諦めんじゃ無いわよ!! アンタが無理ならどうすれって・・・あ、承太郎がいるか。」

承太郎「勝手に頼るな・・・やれやれだぜ・・・」

ぶつくさいいながらも承太郎は星の白金スター・プラチナを出した。

承太郎「オラッ!!」

星の白金スター・プラチナが砲弾を弾いた。

バギー「ぬぅーーー!!」

ロイド「ルフィ腕伸ばせ!! 乗り込むぞ!!」

ルフィ「おう!!」

ナミ「待った!!」

ルフィ「とぉ!?」

腕を伸ばそうとしたルフィをナミが止めた。

ナミ「今あっちに行くのは危険よ!!」

アヤ「何故?」

ナミ「この空気・・・この海域、すぐに荒れるわ!!」

ルフィ「んじゃどうすんだ?」

ナミ「この船じゃ乗り越えるのは一筋縄じゃ行かないだろうから・・・全員の力を発揮させて行くしか無いわね。」

ロイド「なるほどな。」

ナミ「バギーへの攻撃はジーニアス、花京院。あんたらに任せるわ。」

ジーニアス「分かった。」

花京院「いいでしょう。」

バギー「なぁにをガタガタ言ってんだ!? いい加減に・・・」

ナミ「来る!!」

バギー「うおっ!?」

ナミが叫んだと同時に海域が突如荒れだした。

リフィル「本当に荒れるなんて・・・」

ゾロ「んで、どうすんだ?」

ナミ「ちょっと待って・・・この波も風も何かおかしい・・・自然って感じがしない・・・」

プレセア「え?」

ナミ「承太郎、いつでもスタンド出せるようにしておいて!!」

承太郎「あぁ。」

ロイド「問題はそれだけじゃ無いぞ。」

ナミ「え?」

ゾロ「下がれ!!」

その時海から何かが飛び出し、船に乗り込んだ。

アヤ「スーパースターね。」

ロイド「それにオクトスライミーだ。」

乗り込んだのはヒトデの魔物スーパースターとタコの魔物オクトスライミーだった。

ルフィ「おい!! 海の中にまだいるぞ!!」

アヤ「駆除するしか無いわね!!」

ロイド「これ以上船に上がるのを阻止するぞ!!」

ゾロ「おう!!」

バギー「こっちを忘れんじゃねぇ!!」

バギーが再び砲弾を撃って来た。

アヴドゥル「私に任せろ!! はぁ!!」

その砲弾をアヴドゥルが魔術師の赤の炎で燃やした。

ジョセフ「アヴドゥル、そっちを頼むぞ。」

ロイド「この船ボロいからあまりむちゃくちゃやるなよ!!」

プレセア「分かりました。はぁ!!」

プレセアはオクトスライミーを攻撃したが、振り下ろした斧が船を壊した。
ついでにかわされた。

ロイド「言ってるそばからやるな!! このっ!!」

ロイドは船を壊さないように慎重にスーパースターを一体倒した。
それに反応したのか海からスーパースターが群れを成して飛び出した。

コレット「やらせないよ!! ピコピコハンマー!!」

コレットがどこからかピコピコハンマーを四つ出して放り投げた。

アヤ「変わった技を持ってるのね。」

ゾロ「興味抱いてる暇があったら戦え!!」

ゾロは三本の刀を両手と口でくわえて戦っていた。

アヤ「えぇ。」

ジーニアス「フリーズランサー!!」

花京院「エメラルドスプラッシュ!!」

ジーニアスと花京院はそれぞれの技でバギーの船を攻撃したが、荒れた海の波と風で当たらなかった。

ナミ「何とかこの海を越えないと・・・」

コレット「ナミ!! 前!!」

ナミ「何よって・・・アレは!?」

船の前方に巨大な魔物が三体迫っていた。

プレセア「ホエールゾンビですね。」

リフィル「ホエールゾンビは群れ無いのに・・・」

ゾロ「実際あぁやっているんだ!! やるしかない!!」

そう言ってゾロは前に出て刀を構えた。

ゾロ「喰らえ・・・百八煩悩鳳!!」

ゾロの斬撃が大砲の如く飛び、ホエールゾンビを一体倒した。

リフィル「私もやるわ。光よ・・・フォトン!!」

リフィルも攻撃法術で攻撃し、ホエールゾンビは後一体になった。

しかし反応して一気に接近してきた。

ジョセフ「来るぞ!!」

ナミ「誰か早く!!」

アヤ「こうなったら・・・やるしか無いわね!!」

そう言ってアヤは銃を向けた。

ナミ「そんなのでやれるの!?」

リフィル「大丈夫よ。アヤならね。」

アヤ「行くわよ!! エナジーショット!!」

アヤの銃から光弾が放たれ、ホエールゾンビを貫いた。

プレセア「凄いです。」

アヤ「私も普通じゃ無くてね。」

ルフィ「そうなのか。」

ジーニアス「それよりだんだん海が荒れて来たよ!!」

ナミ「マズいわね・・・ジョセフさん、舵任せていい!?」

ジョセフ「お、おう。」

ナミに頼まれジョセフは船の舵を持った。

ナミ「とりあえず面舵!!」

ジョセフ「ぬおっ!!」

ジョセフは舵を回した。

しかし。

ジョセフ「おあっ!?」

ナミ「いっ!?」

回した途端舵が壊れた。

花京院「ジョ、ジョースターさん・・・」

ジョセフ「あ〜・・・」

ロイド「どうすんだよぉ!?」

ナミ「こうなったら承太郎!! あんただけが頼りよ!!」

承太郎「やれやれだぜ・・・」

渋々承太郎は星の白金スター・プラチナを出した。

ナミ「そのまま船を押して!!」

承太郎「あぁ。」

そして舵の壊れた船を承太郎が押す事になった。

バギー「逃げんじゃ・・・おぁーーー!?」

海は更に荒れ、バギーの船が段々遠く離れていった。

ジーニアス「ラッキー。」

アヤ「でも、私達も大丈夫なのかしら。」

ナミ「そんなの分からないわよ。」

ルフィ「承太郎頑張れよ!!」

承太郎「やれやれだぜ・・・」

渋々承太郎は船を押し続けた。

ロイド「お、やっと荒れ収まったな。」

しばらくして海は落ち着いてきた。

ナミ「全く・・・何だったのかしら。」

アヤ「さぁ。」

ジョセフ「お〜い。島が見えたぞ。」

船の遥か前方に島が見えた。

ルフィ「お。本当だ。承太郎、もうちょい頑張れよ。」

承太郎「くっ・・・」

そして船はその島に到着した。

ナミ「着いたのはいいけど、この島にユニコーンがいるの?」

リフィル「それは分からないわよ。」

ジョセフ「ま、一通り島を見て回ればいいだろ。」

ロイド「そうだな。」

花京院「固まって行動するより別れて動きましょう。」

リフィル「そうね。それじゃあ私とはロイド、コレット、ジーニアス、プレセアで良くて?」

コレット「はい。」

アヤ「ルフィ、あなた達三人が来て。」

ルフィ「あぁ。」

ジョセフ「ではワシらはこのままで良いな。」

アブドゥル「えぇ。」

リフィル「それじゃあ二時間後にここで会いましょう。」

ゾロ「あぁ。」

そして三組は別々に行動した。



リフィル組



リフィル「この島はあまり人が立ち入った感じが無いわね。」

ロイド「あの妙な嵐で来れないからじゃないのか?」

リフィル「それはあるかも知れないわね。」

コレット「う〜ん・・・! 先生危ない!!」

リフィル「はっ!?」

リフィルの後ろにウルフが迫って襲って来た。

コレット「リミュエレイヤー!!」

コレットはチャクラムを三つ投げてウルフを倒した。

リフィル「ありがとう。」

ジーニアス「やっぱり魔物いたのか。」

ロイド「気をつけないとな。」

プレセア「そうですね。」

魔物に気をつけながら五人はユニコーンを探し続けた。



アヤ組



ルフィ「いねぇなぁ〜」

ナミ「簡単に見つかるわけ無いでしょ。」

アヤ「根気強く探すしかないわね。」

ルフィ「そうだなぁ・・・」

ナミ「ゾロ、離れて動かないのよ。アンタすぐに迷うんだから。」

ゾロ「うるせぇ。」

アヤ「そうなの?」

ルフィ「ゾロはバカだからな。」

ゾロ「おめぇに言われたかねぇ!!」

ナミ「ったく・・・ん?」

その時ナミは何かを見つけた。

アヤ「どうかした?」

ナミ「あれ。」

ナミが指差した先には横たわる何かがあった。

アヤ「人?」

影からしてそれは人のようだった。

ナミ「こんな島に誰かいるのかしら。」

アヤ「さぁ。」

四人はその人らしきモノに近づいた。

ルフィ「あん? こいつ・・・」

アヤ「レプリロイド?」

それはピンク色の体の女性型レプリロイドだった。

ナミ「気を失ってるのかしら?」

アヤ「そのようね。ゾロ、お願いできる?」

ゾロ「仕方ねぇな。」

渋々ゾロはレプリロイドを担ぎ、再び捜索を始めた。



ジョセフ組


花京院「特に何も無いですね。」

アヴドゥル「そのようだな。」

ジョセフ「用心に越した事は無いぞ。いつ何が起こるか分からんからな。」

花京院「そうですね。」

承太郎「・・・ん?」

ジョセフ「どうかしたか?」

承太郎「いや・・・」

ジョセフ「そうか。」

一瞬承太郎が何かに気づいたが、気にせず四人はその場を動いた。

「っぶねぇ・・・誰だありゃ?」

その近くにいたある人物を気にとめず。





ロイド「で、成果はそのレプリロイド発見だけか。」

ナミ「そうね。」

集合の時間となり、一行は集まった。

アヴドゥル「それで、そのレプリロイドはどうしたんだ?」

アヤ「気を失ってる・・・でいいのかしら? とにかく意識は無いわね。」

リフィル「大丈夫なの? もしイレギュラーとか言う部類のだったら。」

承太郎「その時は破壊すればいい。」

ロイド「そうだな。でも、見た感じ女か?」

ジーニアス「ちゃんと性別とかあるんだねぇ・・・」

コレット「凄いねぇ〜」

ルフィ「問題はそこか?」

プレセア「違うと思います。」

ある意味シュールな会話が少々なされた時。

「ん・・・」

そのレプリロイドが意識を取り戻した。

花京院「起きましたね。」

レプリロイド「あたたぁ・・・ん? アンタら誰?」

リフィル「それはこっちの台詞、あなたレプリロイドね。」

レプリロイド「まぁね。あたしはマリノ。泥棒だよ。」

アヤ「ど、泥棒ってそんなあっさり? もし警察とかいたらどうするのよ。」

マリノ「そん時は逃げるさ。で、アンタらは?」

ロイド「俺はロイド。こっちはコレットにジーニアス、プレセアにリフィル先生だ。」

ルフィ「俺はルフィ。んで、ナミにゾロだ。」

アヤ「FBI、MISTのアヤ=ブレアよ。」

ジョセフ「ワシはジョセフ=ジョースター。そして孫の空条承太郎に友のアヴドゥルと花京院じゃ。」

マリノ「よろしく。と言いたいけど、あたしは一人でいたい主義なんだけどね。」

コレット「どうしてです?」

マリノ「あのさ、会ったばかりの奴に一々言う事?」

ジーニアス「ま、そうだね。」

リフィル「所であなた、ユニコーンを知らなくて?」

マリノ「何だいそりゃ?」

ナミ「どう説明したらいいのやら・・・先生お願い。」

リフィル「ユニコーンとは・・・と言うわけなの。」

マリノ「あぁ〜・・・もしかしてあの変なのか?」

花京院「知っているのか?」

マリノ「この島に来ちまった時に捜索してね、多分中央の湖だよ。案内するかい?」

リフィル「嬉しい誘いだけど、それが真実だと言う証拠が無いわ。」

マリノ「信用が無いと駄目、ってわけね。ま、会ってすぐ何だから当然か。」

ジョセフ「しかしリフィル。これしか情報は無いのじゃぞ。ここは信用せざるを得まい。」

リフィル「仕方ないわね。案内してくれる?」

マリノ「あいよ。」

そしてマリノの案内で一行はユニコーンがいるとされる湖に向かった。

ジーニアス「所で、マリノはどうしてここに?」

マリノ「あたしは新技術や新発明専門の泥棒でさ、ギガンディスに来てたんだけど。」

コレット「けど?」

マリノ「リベリオンに見つかって逃げてね、転送装置に飛び込んだらこの島に飛んじまってわけ。んで、さまよってたら何か一瞬でなんかにやらてたのさ。」

承太郎「何か、だと?」

マリノ「何かは分からないよ。気配もしなかったから突然後ろに現れたんだと思うけど、一気にやられてね。」

ロイド「なるほどな。」

ゾロ「湖が見えたぞ。」

一行の前に湖が見えた。

リフィル「ここなの?」

マリノ「あの湖の中だよ。」

プレセア「本当です。ユニコーンがいます。」

湖の底にユニコーンがいた。

アヴドゥル「確かにユニコーンだ。だがどうする? 水の中にいては。」

ナミ「そうよねぇ・・・」

コレット「話しかけてみたら?」

ロイド「なるほどな。」

ナミ「あのねぇ・・・水の中にいるのにどうやって・・・」

コレット「ユニコーンさ〜ん。」

コレットは地上から本当にユニコーンに話しかけていた。

ほぼ全員「おい!!」

コレット「ユニコーンさ〜ん。出てきてくださ〜い。」

ジーニアス「あ、あのねコレット・・・そんなんで出てきたら苦労は・・・」

アヤ「・・・上がってきてるわ。」

ジーニアス「え・・・?」

アヤの言う通り、湖の底からユニコーンが上がってきた。

ジーニアス「嘘・・・」

ユニコーン「私を呼んだのは、あなたですか?」

コレット「はい。」

ロイド「あれ? なぁルフィ。」

ルフィ「あん?」

ロイド「確かよ、ユニコーンって『清き乙女』の前にしか姿を現さないってあったよな?」

ルフィ「そうだったか?」

ロイド「・・・言っちゃあ何だが・・・コレットがこの中で一番清き乙女だから・・・出てきたんじゃないか?」

ルフィ「プレセアどうするんだ・・・よ・・・」

ロイド「それもそうだけど・・・よ・・・」

ナミ「それじゃあ私は清き乙女じゃ無いと・・・?」

リフィル「ロイド、ルフィ、覚悟はよくて・・・?」

アヤ「大丈夫、一思いにしてあげるから。」

二人の背後に無視されていた女性三人が迫っていた。

ロイド&ルフィ「ひぃ〜〜〜!!」

マリノ「どう言う事だい?」

花京院「まぁ気にしないでください。」

コレット「先生。ユニコーンにあの事。」

リフィル「え? あぁそうね。」

ロイド「助かったぁ〜・・・」

リフィル「あなたの力が必要なのユニコーン。今危険な状態にある大切な人がいるのよ。」

ユニコーン「つまり、私の持つ力でその人を法術で救う。と言う事ですね。」

リフィル「そう。よくて?」

ユニコーン「私は構いません。しかし、ユニコーンは私で最後なのです。」

マリノ「最後って、あんたしかもういないのかい?」

ユニコーン「はい。」

リフィル「・・・それじゃああなたの力を借りると・・・ユニコーンは全ていなくなると言う事になるわね・・・」

ゾロ「どう言う事だ?」

リフィル「ユニコーンの力を借りる、それはユニコーンの力の源でもあるその角を手にすると言う事になるのだけど、そうすればユニコーンは死ぬのよ。」

ロイド「そんな・・・」

リフィル「でもユニコーンの角がなければ、ガーネット王女は助けられないわ。」

コレット「でも・・・」

ユニコーン「・・・!? 邪気が・・・!!」

ジョセフ「何じゃと?」

その時突如一行のいる場所が揺れだした。

ジーニアス「な、なんだ!?」

アヴドゥル「何か来るぞ!!」

そして地面から巨大な植物の魔物が現れた。

ルフィ「何だぁ!?」

リフィル「プラントブレイン!? 何故ここに!?」

ゾロ「こいつだけじゃなさそうだぞ。」

プラントブレインが出てきたのと同時に巨大な芋虫らしき生物とサソリらしき生物が大量に出てきた。

ナミ「何こいつら!? 気持ち悪・・・」

アヤ「NMC!? クリーチャーまでここにいるなんて・・・」

ロイド「敵ならやるしかない!! 先生はユニコーンを守って!!」

リフィル「え、えぇ。」

ジーニアス「どう考えたってこいつは炎に弱いはずだ!! フレイムランス!!」

アヤ「そうね!! パイロキネシス!!」

ジーニアスは炎の槍を放つ魔術を、アヤは左手から熱弾を三発プラントブレインに放った。

プラントブレイン「ギィッ!!」

炎の攻撃に反応し、プラントブレインは二人に雷の魔法、サンダーを落とした。

ジーニアス「うあっ!!」

アヤ「うっ!!」

リフィル「ジーニアス、アヤ!!」

アヴドゥル「おのれっ!!」

アヴドゥルは魔術師の炎マジシャンズ・レッドのを出して炎を放とうとした。

アヴドゥル「焼き尽くして!!」

ロイド「アヴドゥル後ろだ!!」

アヴドゥル「何!?」

ロイド「でい!!」

ロイドは魔神剣でアヴドゥルに接近していた何かを攻撃した。

ナミ「プラントスパイダ!! こいつまでいるなんてどう言う事よ!?」

そこにはプラントスパイダの群れがいた。

ゾロ「知るか!! とにかくやるぞルフィ!!」

ゾロは腕に巻いていた手ぬぐいを頭に巻いた。

ルフィ「おう!! まとめてぶっ飛ばす!! ゴムゴムの鞭!!」

ルフィは足を伸ばしてプラントスパイダの群れを薙ぎ倒した。

マリノ「こいつらやっちまってもいいのかい?」

ナミ「えぇ。」

マリノ「おっけぃ!!」

マリノは腰の辺りに浮いていた鬼の面らしきモノについていたビームナイフを取り出して一瞬の内にプラントスパイダを五体斬り倒した。
その速さは目に捉える事が出来ず、まさに神速であった。

ロイド「はっやぁ〜・・・」

承太郎「関心してる暇があるのか。」

ロイド「っと、そうだった!!」

花京院「エメラルドスプラッシュ!!」

承太郎「オラァッ!!」

承太郎と花京院はそれぞれの幽波紋スタンドでNMCを次々と倒していった。

ロイド「俺だって負けらんねぇさ!! 魔神連牙斬!!」

ロイドも負けじと通常より大きな魔神剣をプラントブレインに放った。

プラントブレイン「ギシャァーーー!!」

ロイド「このまま一気にやるぜ!!」

ロイドはプラントブレイン目指して突き進んだ。

ロイド「喰らえっ!?」

斬りかかろうとした途端、ロイドがその場に膝を付いた。

ジョセフ「ロイドどうした!?」

ロイド「分かんねぇ・・・だが、毒だ・・・」

アヤ「いけない!! サソリのクリーチャー、スコーピオンは倒すとその場に毒液を残すのよ!!」

ジーニアス「うっわぁ・・・嫌だなぁ・・・」

ロイド「コレット・・・毒を・・・回復・・・」

コレット「え? 私毒じゃないよ?」

ロイド「俺だよ俺・・・」

毒で動けないロイドに敵が一気に迫ってきた。

ジョセフ「今助けるぞ!!」

咄嗟にジョセフが隠者の紫ハーミット・パープルでロイドを引っ張り救った。

コレット「はい、パナシーアボトルだよ。」

ロイド「あぁ、サンキュ・・・」

コレットから状態異常を回復するパナシーアボトルを受け取ったロイドはそれを使い、毒を回復した。

ルフィ「はぁ・・・こいつら、地味にきりねぇぞぉ〜」

ナミ「ここはやっぱり優先してプラントブレインをやるしか無いわね。」

ゾロ「だがこの雑魚どもを片付けねぇといけねぇぞ。」

プレセア「下手に飛び道具でやれば先ほどのように・・・」

ジーニアス「あぁもうどうしたらいいのさ!!」

どうすればいいか悩んでいる一行に向けてプラントブレインが触手を大量に伸ばしてきた。

ロイド「やべっ!! 多すぎる!!」

コレット「でもここから離れたらユニコーンが!!」

一行の後ろにはユニコーンがいる。
避ければユニコーンに危害が及ぶ為動けなかった。

ルフィ「こうなりゃ無理やりでも防ぐぞ!!」

マリノ「任せな!!」

全員がユニコーンを守る為触手を受け止める覚悟を決め、遂に触手が目の前まで迫ってきた。
その瞬間。

「必殺、火炎星!!」

プラントブレイン「ギギッ!?」

プレセア「え?」

突然迫っていた触手に何かが当たり、燃えていた。

ジーニアス「た、助かった・・・?」

ナミ「今のって・・・」

「おい大丈夫か!?」

リフィル「誰!?」

森の中にパチンコを持った鼻の長い男がいた。

ルフィ「ウソップ!!」

ウソップ「やっぱルフィか!! それにナミとゾロも!!」

ゾロ「何でお前この島にいるんだよ。」

ウソップ「いや、色々あってな。てかそれよりもこいつどうにかしねぇと!!」

ゾロ「そうだな。一気に片をつける!!」

ゾロは腕を交差し、刀を構えた。

ゾロ「鬼、斬り!!」

一気に踏み込んだゾロの一太刀はNMCとプラントスパイダのほとんどを空へと斬り飛ばした。

ゾロ「ウソップ!!」

ウソップ「おう!! 必殺、火薬星乱れ撃ち!!」

ウソップはそのパチンコで大量の弾を放ち、その全てが斬り飛ばされた敵へ命中した。

花京院「僕も行く!! エメラルドスプラッシュ!!」

コレット「私も、スターダストクロス!!」

続けて花京院がエメラルドスプラッシュを放ち、コレットが上へ投げた光の弾から降り注いだ弾が飛ばされた敵を全て倒した。

ナミ「残りの雑魚はやらせてもらうわよ!!」

ナミが取り出した棒から暖かさがある泡と冷たさがある泡を大量に出し、敵の上空に人工的に雲を作り出した。

ナミ「行くわよ!! サンダーボルトテンポ!!」

ナミがその雲に電気が漂う泡を投げ入れると雲から雷が発生し、プラントブレイン以外の敵を全て倒した。

ルフィ「後はあのデカいのだけだな。」

プラントブレイン「ギシャァーーー!!」

最後となったプラントブレインが一行に向けて大量にサンダーを放ってきた。

リフィル「危ない!! フィールドバリアー!!」

咄嗟にリフィルが全員に防御力を高める法術をかけ、そのダメージを軽減させた。

ロイド「ありがとう先生。こうなったら一気にケリをつける!!」

プレセア「ジーニアス。アレをやりましょう。」

ジーニアス「うん!!」

リフィル「ロイド、私の受け取りなさい!!」

ロイド「あぁ!!」

ロイドが先陣を切って駆け出し、プレセアが斧を掲げ、ジーニアスとリフィルが詠唱を始めた。

リフィル「聖なる槍よ!!」

ロイド「貫け!!」

プレセア「全てを屠る。」

ジーニアス「この一撃!!」

リフィルの攻撃法術がロイドの剣に宿り巨大な槍の形を成し、ジーニアスの炎の魔術がプレセアの斧に宿り、プレセアは高くジャンプした。

ロイド&リフィル「グングニル!!」

ジーニアス&プレセア「クリティカルブレード!!」

プラントブレイン「ギジャァーーーーー!!」

プラントブレインの巨体をロイドの突きが貫き、プレセアの斧が一刀両断にした。

アヤ「終わったわね。」

ナミ「えぇ。」

ウソップ「ったく、一体なんだってんだよ?」

ゾロ「で、何でお前はこの島にいるんだ?」

ウソップ「俺はただ乗ってた船が嵐で沈んじまってよ、運良くここに流れ着いたんだよ。」

ナミ「なるほどね。」

承太郎「で、誰なんだそいつは。」

ルフィ「俺らの仲間のウソップだ。狙撃手なんだよ。」

ウソップ「お前らの学校の奴か? 俺は名も高きほこりのウソップ様だ。よろしくな。」

ナミ「あ、ウソップの大概言う事は嘘だから気にしないで。」

花京院「分かりました。」

ウソップ「っておい!!」

ジョセフ「それよりもユニコーンは?」

リフィル「大丈夫よ。」

ユニコーン「ありがとうございます。助かりました。」

リフィル「すまないわね。まさかこんな所で魔物が襲ってくるとは。」

ユニコーン「いえ。おかげであなた達がどのような人達なのか分かりました。力になりましょう。」

リフィル「いいの?」

ユニコーン「あなた達のような人にならこの命、奉げても構いません。」

コレット「ユニコーンさん・・・」

ユニコーン「我が力。良き事に使ってください。」

最期にそう言い、ユニコーンは消えた。
そしてユニコーンがいた場所にその角が、ユニコーンホーンがあった。

リフィル「ありがとう、ユニコーン。」

ウソップ「何だ? 何があったんだ?」

ナミ「後で話すわよ。」

ロイド「で、どうするこっから。またあの船で戻るしか無いぞ?」

マリノ「お、この島から出れるの?」

アヤ「えぇ。でも、舵が壊れてるから、動かすのは人力になるわ。」

ウソップ「はぁ? 何だよそりゃ・・・って、贅沢言ってられないか。」

ルフィ「そゆ事だ。」

ジーニアス「早く戻ろうよ。」

リフィル「そうね。」

そして一行は湖を後にし、船のある浜辺に来た。

ゾロ「で、また承太郎が押すのか?」

承太郎「断る。」

ナミ「しょうがないわね。漕いで行くしか無いわ。男共、交代しながら漕ぐのよ。」

ルフィ「へ〜い。」

承太郎「やれやれだぜ・・・」

様々な思惑がある中、一行は帰る為に海に出た。

ロイド「後は帰るだけか。」

コレット「ガーネット姫、元気になるといいね。」

マリノ「すまないね。あたしは陸地に着いたら別れるからさ。」

アヤ「協力ありがとうね。」

マリノ「いいって。」

アヴドゥル「所でリフィル殿。どうかなされたか?」

リフィル「え・・・?」

ルフィ「そいや先生、こっち来る時もバギーが来る前は元気なかったよな。」

リフィル「そ、そうだったかしら?」

アヤ「そうだったわよ。」

リフィル「な、何でもないわよ。」

アヤ「ならいいけど。」

リフィル「はぁ・・・このまま無事に帰れればいいけど。」

ナミ「まぁ、風も波も普通だし。多分大丈夫だとは・・・」

その時突然。

ロイド「うわぁっ!?」

穏やかだった海が突然先ほどの嵐の如く荒れだした。

ジーニアス「またいきなりなの!?」

ナミ「そんな・・・特にあれる空気じゃ無かったのに・・・?」

ウソップ「おいナミ!! どうすんだよ!!」

ナミ「何とかするしか無いわよ!!」

ウソップ「何とかって・・・って、何じゃありゃあぁーーー!?」

リフィル「う、嘘・・・」

船の前に巨大な波が迫ってきていた。

ジョセフ「これはまずいぞ!!」

アヴドゥル「私の炎で消す!!」

花京院「駄目です!! 間に合いません!!」

マリノ「うあぁーーーーー!!」

なす術も無く、高波に船は飲み込まれてしまった。




ユニコーンホーンを手に入れる事が出来たものの、危機に陥った一行。彼らの安否はいかに・・・




続く










あ と が き
仲間が少々増えましたな
でもバギーを出した意味、あったかなぁ
そうは思うけどそうでもしないと話がねぇ
次どうなるか、とりあえず楽しみに
この時点の相違点
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