今まで一人で過ごしたクリスマス・・・

今年は一人じゃないクリスマス・・・

あたしとって・・・色んな意味で初めての日・・・

あの人に届けたいな・・・

この想いを・・・







大切なプレゼント






エーコ「むきぃーーーーー!!」

十二月二十三日、明日はクリスマスイヴ・・・
そんな大切な日を前にあたしは・・・

エーコ「全然上手く出来なぁーーーーーい!!」

とにかく暴れていた・・・

エリン「エーコ姫落ち着いて・・・必ず上手く出来ますから。」

エーコ「あぁーーーーーもう明日じゃないのよイヴが!!間に合わなぁーーーーーい!!」

エリン「クリスマスにビビ君に手編みのマフラープレゼントするって言ったのに挫折するんですか?」

エーコ「だけどぉ〜・・・」

あたしはエリンと一緒にマフラーを編んでる。
だけどこれが全然上手く出来ない・・・

エリン「まぁ明日が駄目でも明後日でも・・・同じクリスマスですし。」

エーコ「だけどイヴの夜に渡して一緒にクリスマスを迎えるってのがいいじゃないのよぉ〜・・・」

エリン「ですが今のままだと間に合いませんよ。暴れてないで一緒に頑張りましょう。」

エーコ「うぅ〜・・・」

あたしは観念してマフラー作りを再開した。

エリン「毛糸はたっぷりありますから頑張りましょうね。」

あたし達がいる部屋には沢山の毛糸があった。

エーコ「でもどうしてこんなに大量の毛糸があるの?」

エリン「ああそれは・・・」







シド「何?エーコが毛糸を欲しがってる?」

ヒルダ「ええ。何でもマフラーを編んでビビにプレゼントするって貼り切ってたわ。」

シド「な、何だと!?ビビにプレゼントとな!?」

ヒルダ「ええ。まったく熱い事で。」

シド「い、いかんぞ!!愛娘の為とは言え、男に関わってるのであれば許す訳には!!」

ヒルダ「いいではありませんの。エーコだって女の子です。恋の一つや二つ・・・」

シド「いいやいかん!!断じてワシは許さん!!」

ヒルダ「まったく・・・確か今度はヘッジホッグパイでしたよね?」

シド「ひょえっ!?」







エリン「て事で大公が大量に購入したんです。」

エーコ(お父さんごめん・・・)

エリン「ですので頑張りましょう。大公の思いを無駄にせずに。」

エーコ「うん。」

そしてあたしはマフラー作りを再開した。
でもビビは今なにしてるんだろう・・・











ビビ「へっくしゅ!!」

パック「風邪か?」

ビビ「かなぁ?」

クリスマスイヴの前日、僕はする事が無くパックとカードで遊んでいた。

パック「気をつけろよ。明日はイヴだからよ。」

ビビ「うん。よしこれで・・・僕の勝ち。」

パック「あ!!」

カードゲームは僕が勝った。

パック「強ぇな・・・もう一回!!」

ビビ「いいよ。」

そして僕らはまた勝負を始めた。

パック「所でビビは明日どうするんだ?」

ビビ「僕?特に何も無いけど?」

パック「そうか・・・んじゃよ。」

ビビ「何?」

パック「お前、好きな奴いるのか?」

ビビ「え?」

パック「どうなんだ?」

ビビ「それは・・・」

正直な話し、僕はエーコが好きだ。
だけど彼女がどう想ってるのか分からないから僕は何も言わない。
いや、言うのが怖いんだ。
もしも嫌い何て言われたらって思うと・・・

パック「ははぁ〜ん・・・エーコだろ?」

ビビ「え!?」

な、何で分かったの!?

パック「ビンゴだな?」

ビビ「・・・」

何も言わずに僕はうなずく。

パック「だったらエーコをデートに誘えよ。そうすれば多分あっちも喜ぶぜ。」

ビビ「デ、デート!?」

パック「おうよ。俺はブルメシアから出られないだろうからよ。」

ビビ「で、でも僕お、女の子誘った事なんか!!」

パック「大丈夫だって。ちょっと遊びに行かないかって感じで誘えばいいんだよ。」

ビビ「そんな上手くいくの?」

パック「心配すんなって。それとも一人でイヴを過ごす気だったのか?」

ビビ「う・・・」

パック「頑張れって。意外とあっちもお前の事想ってるかも知れないしよ。」

ビビ「そ、そんな訳・・・あ、勝った。」

気付いたら僕はまた勝っていた。

パック「ありゃ〜・・・こら完敗だ。ま、頑張ってみろ。男は押しが肝心だぜ。」

ビビ「う、うん・・・」

パック「んじゃな〜」

ビビ「じゃあね。」

そして僕とパックは別れた。

ビビ「・・・デート・・・かぁ・・・」

確かに女の子をデートに誘うのは男としてしなくてはいけない事だと思うけど・・・

ビビ「相手がエーコだからなぁ・・・」




エーコ(あ〜これ可愛い!!)

ビビ(ま、まだ買うの!?)

エーコ(何よビビから誘っておいて!!)

ビビ(そ、そうだけど・・・)




ビビ「って事になるだろうな・・・」

相手が相手だけに苦労は必然だろうな・・・

ビビ「ふぅ・・・」

明日どうしようかな・・・何て思いながら僕はその日を過ごした。











エーコ「あぁーーーーん!!」

エリン「エーコ姫落ち着いてください。」

エーコ「だってぇーーーー!!」

あたしはまた暴れだした。
だって・・・

エーコ「もうイヴじゃないのよ〜〜〜〜〜!!」

既に二十四日・・・
イヴを迎えてしまっていたのだ・・・
だけどマフラーの方は・・・

エリン「全く出来てませんね・・・」

全然出来ていなかった・・・
それよりもこれはマフラー?って聞きたくなるような物が大量にある。

エーコ「あぁ〜・・・こんなんじゃビビに嫌われちゃうよ〜・・・」

エリン「ま、まぁまぁ・・・」

エーコ「ふ〜んだ・・・どうせあたしゃビビとは付き合えれない星の下に生まれたのよ〜・・・」

あたしは本気でうなだれた・・・

エリン「と言うかそんな星ってあるのでしょうか?」

エーコ「あたしにはあるのよぉ〜・・・」

エリン「でもそんなエーコ姫を見たらビビ君どう思うでしょうね〜?」

エーコ「むぅ〜・・・?」

エリン「今のエーコ姫をビビ君が見たらきっと・・・」




ビビ(エーコって途中で投げ出すタイプの人なんだね・・・何かがっかり・・・)




エリン「・・・とか言うんでしょうね・・・」

エーコ「!!」

エリン「そうなれば後はそのまま・・・」




ビビ(それじゃ今年のクリスマスはイリアと一緒に過ごそうかな?)




エリン「何て事に・・・」

エーコ「いやぁーーーーーー!!」

エリン「そしてそのまま二人は・・・」

エーコ「もうやめてぇーーー!!」

ビビが他の女の子と・・・
絶対に考えたくない!!

エーコ「絶対に作ってみせる!!」

あたしはかつて無いほどの気合を出してマフラーを編み出した。

エリン「これなら大丈夫ですね。」

エーコ「ビビーーー!!待っててねぇーーー!!」











ビビ「へっくしゅ!!」

イリア「風邪?」

ビビ「かなぁ?」

昨日パックに言われた事をそっくりそのままイリアに聞かれた。
イヴに僕は友達とアレクサンドリアにいる。

カバオ「大丈夫?」

ビビ「うん。」

縄跳びの子「それにしてもさぁ・・・あたし達ってイヴに何してるんだろうね・・・」

ビビ「何って・・・」

僕らは四人でガードゲームをしていた。
総当りになるようにリーグ戦風に。

ビビ「カードでしょ?」

カバオ「うん。」

縄跳びの子「まぁそうなんだけどね。」

イリア「ビビ君はいいの?エーコちゃんに会いに行かなくて。」

ビビ「うん・・・」

正直僕はまだ悩んでる・・・
会いたいけど・・・エーコは会ってくれるだろうかって・・・

イリア「きっと待ってるよビビ君の事を。」

ビビ「そうかな・・・よし、勝った。」

話しながらだけど僕はイリアに勝った。

イリア「やっぱりビビ君強いね。」

ビビ「まぁね・・・ふぅ・・・」

勝ったけど何だか達成感が無い・・・
エーコに会いたいんだな・・・

縄跳びの子「やっぱり会いに行ったら?」

ビビ「けど・・・」

会いたいけど・・・拒絶されるのが怖い・・・
だから僕はここにいる・・・

カバオ「素直になったら?」

ビビ「うん・・・」

だけどやっぱり怖い・・・
彼女に拒絶されたら僕は・・・

クポ「ビビ〜手紙クポ〜」

ビビ「え?」

ちょうどその時モーグリのクポが手紙を届けに来た。

ビビ「ありがとう。誰から?」

クポ「ブルメシアのパック王子からクポ。」

ビビ「パックから?」

早速僕は手紙を読んだ。

ビビへ
この手紙を読んだらすぐにリンドブルムに行け。
気になってフラットレイに頼んでちょっと調べてもらったんだ。
そしたらやっぱりエーコはお前に会いたがってるようだ。
だが問題なのはそこじゃない。
何でもシド大公が二人を合わせないようにサラマンダーに依頼したようだ。
多分このままじゃお前らは会う事は出来ないだろう。
だから急げ。
そしてお前の想いをドンとぶつけてやれ。
いいな。
パックより

ビビ「エーコが僕に・・・」

イリア「やっぱりじゃない。」

ビビ「え?わっ!!」

気付いたら三人とも手紙を覗き読みしていた。

カバオ「会いに行きなよ。」

縄跳びの子「エーコちゃんだって待ってるんだから。」

ビビ「う、うん・・・」

イリア「ほら、決めたらすぐ行く。」

ビビ「分かった。僕行くよ。」

イリア「そうそう!!頑張ってね!!」

ビビ「うん!!ってまだ手紙に・・・」

P,S
ふられたら俺に譲って・・・

ビビ「ファイガ・・・」

そこまで読んで僕はすぐに手紙を燃やした。

ビビ「じゃ、僕行ってくるね!!」

そして僕はリンドブルムを目指す事にした。











エーコ「や、やっと出来たぁ・・・」

あたしはようやくマフラーを完成させる事が出来た。

エーコ「ま、まだ間に合うよね・・・」

時刻は夕方、まだまだ渡すには間に合う。

エリン「少し休んだらどうです?」

エーコ「うぅ〜・・・」

確かにあたしはここ数日徹夜でマフラーを編んでたからもう体力的に限界・・・
少しだけ寝ようかな・・・

エーコ「ちょっとだけ・・・おやすみ〜・・・」

あたしはそのまま眠りについた・・・

エリン「さてっと・・・後はビビ君か・・・」











ビビ「や、やっと着いた・・・」

かなり全力で走り、僕はやっとの事でリンドブルムに着いた。
辺りはもう暗くなってる・・・

ビビ「はぁはぁはぁ・・・多分八時かな・・・急がなきゃ!!」

僕はリンドブルム城を目指した。
しかし・・・

サラマンダー「待て。」

サラマンダーが話しかけてきた。

ビビ「サラマンダー・・・」

サラマンダー「ビビ、カードでもしないか?」

勿論分かってる。
これは僕を止める為の口実・・・

ビビ「悪いけど・・・君が僕を止める為の刺客だって事は分かってるよ・・・」

サラマンダー「そうか・・・なら話は早い。お前をエーコに会わせる訳にはいかない。」

ビビ「だけど僕は彼女に会いに行く。じゃなするなら戦ってでも・・・!!」

サラマンダー「まぁ待て、ここはカードで勝負しようじゃないか。」

ビビ「カードで僕に挑むつもり?」

サラマンダー「ふっ・・・策はある。これを見よ!!」

ビビ「そ、それは!!」

僕はサラマンダーが見せた物を見て驚愕した。

サラマンダー「ふっふっふ・・・」

ビビ「掟破りのカード枚数五百枚・・・そこまでして・・・!!」

サラマンダーはカードを五百枚持っていた。
ルール上百枚までだが時折このようなルールを破る者がいる・・・

ビビ「僕はお前を許さない・・・全てのカードプレイヤーに代わって僕がお前を倒す!!」

サラマンダー「ほざけ!!この五百のデッキに勝てるものか!!」

ビビ「やってみなくては分からない!!勝負!!」

そして僕とサラマンダーはカードゲームを開始した。
今までに無い熱戦を・・・





サラマンダー「ふっふっふ・・・」

ビビ「くそっ・・・」

もう一時間が経過した・・・
しかし勝負の方は僕が不利・・・

サラマンダー「やはり数が物を言う・・・」

ビビ「そこまでして僕を・・・こうなったら・・・!!」

僕は秘蔵のデッキを出した。
かつてあの戦いでファントム達に立ち向かい。
勝利を得た僕の最強のデッキを・・・

ビビ「僕は負けない・・・愛する者に会う為・・・カードプレイヤーのプライドの為・・・負けない!!」





サラマンダー「な・・・」

ビビ「どうだ・・・」

長きに渡る苦戦の末、僕は勝利を勝ち取る事が出来た。

サラマンダー「まさか五百ものカードを用いてまで負けるとは・・・!!」

ビビ「ようは数じゃない・・・腕なんだ!!」

サラマンダー「くっ・・・負けたぜ・・・エーコに会いにでも行ってこいや・・・」

ビビ「待った・・・」

サラマンダー「ん?」

ビビ「サラマンダーがした事を僕は許す訳にはいかない・・・エゴイストの腕輪装備・・・」

サラマンダー「ま、まさかお前・・・!!」

ビビ「恥を知れ!!ジハード!!」

サラマンダー「なぁーーー!?」

僕はジハードを放った・・・
僕への分はエゴイストの腕輪のおかげで無効。
ダメージはサラマンダーだけに行った。

ビビ「ふぅ・・・後はエーコに会いに行くだけ。」

僕は再び城を目指して走り出した。











ビビ「う〜〜〜〜ん・・・」

城内に入る事は出来たがここである問題が発生した。
それは・・・

ビビ「警備厳しすぎ・・・」

城の警備がやけに厳しい事だ。

ビビ「そこまでして僕とエーコを会わせたくないのかな・・・」

このままではエーコに会う事は出来ない。
僕は柱の影に隠れて悩んだ。

「ビビ君・・・」

ビビ「え?」

誰かが話しかけてきた。
僕は声がした方を向いた。

ビビ「エリン?」

エリン「しぃ〜・・・」

僕に話しかけたのはエリンだった。

ビビ「ここまでして大公は僕とエーコを会わせたくないの?」

エリン「ええ・・・かつて無いほどの警備の厳しさで・・・私もここまで来るのが大変でした・・・」

ビビ「そんな・・・じゃあ変装程度じゃすぐ・・・」

エリン「一つだけ・・・ありますがね・・・」

ビビ「どんな方法・・・?」

エリンその為にはヒルダ姫の力も必要なのでしばらく・・・」

ビビ「え・・・まさか・・・」









ヒルダ「これで分からないでしょうね。」

ビビ「ブ、ブリ・・・」

僕はヒルダ姫の力でブリ虫にされた。
つまりこうでもしないとエーコの元には行けないのだ・・・

エリン「では行きましょうかビビ君。」

ビビ「ブリ・・・」

そして僕はエリンのペットのブリ虫と言う事で侵入する事が出来た。

エリン「さてと・・・もうそろそろエーコ姫の部屋ですよ。」

ビビ「ブリ。」

ブリ虫状態だが僕はエーコの部屋に入る事が出来た。

ヒルダ「エーコ?」

エーコ「ZZZZZ・・・」

エーコはぐっすりと眠っていた。

ヒルダ「あらあら・・・」

ビビ「ブリ、ブリ。(訳そろそろ戻してください。)」

ヒルダ「分かりましたよ。それっ」

ビビ「ふぅ・・・」

僕は元の姿に戻った。

エリン「エーコ姫はビビ君の為にマフラーを編んでました。それで今日完成しましたが疲労で・・・」

確かにこの部屋には毛糸とマフラーのような物が沢山あった。

ビビ「頑張ってたんだ・・・」

僕は眠っているエーコに近づいた。

ヒルダ「さて、私達は部屋を出ましょうか。」

エリン「はい!!」

気を利かせてくれたのかヒルダ姫とエリンが部屋を出て行った。
今この部屋にいるのは僕とエーコの二人っきり・・・

ビビ「エーコ・・・」

僕はエーコの寝顔を見た。
どんな夢を見てるのか、とても幸せそうな寝顔だった。

ビビ「・・・」

僕はそっと彼女に口付けをした。

ビビ「お疲れ様・・・」

僕は近くにあった一番上手く出来ているマフラーを手に取った。

ビビ「これか・・・よく出来てるな。」

エーコ「そう・・・?」

ビビ「え!?」

エーコの声がした。
声のした方を見るとエーコは起きていた。

ビビ「起きてたの?」

エーコ「まぁね・・・その・・・」

エーコの頬はちょっと桃色に染まっている・・・
もしかして・・・

ビビ「気付いてた・・・キス・・・」

エーコ「・・・うん・・・」

恥ずかしそうにうなずいた。

ビビ「ごめんね・・・君の想いも聞かないで・・・」

エーコ「いいわよ・・・あたしも嬉しいから・・・」

ビビ「え?」

エーコ「そのマフラー・・・それが伝える意味・・・分かるでしょ?」

ビビ「・・・」

僕はこの時彼女の想いに気付いた。
だけどあえて聞いてみよう。

ビビ「ちょっと分かんないかな?ちゃんと言ってくれない?」

エーコ「ええ!?」

エーコの顔が一気に真っ赤になった。

エーコ「そ、それは・・・その・・・」

ビビ「その?」

エーコ「ビビの事・・・す・・・」

ビビ「す?」

エーコ「す・・・好き・・・」

エーコの声はとても小さかったけれど聞こえた。
だけどもうちょっとこんなエーコを見て見たいから・・・

ビビ「え?聞こえなかったよ。もうちょっと大きく。」

エーコ「・・・もう!!あたしはビビの事が大好きなの!!」

エーコは怒りながら告白した。
何だかやけに可愛く見えた。

ビビ「うん。知ってたよ。」

僕は嘘ついてたのをばらす。
その後のエーコの反応が楽しみだったから・・・

エーコ「ビ、ビビまさか・・・もうーーーー!!」

エーコは怒って暴れだした。
やっぱり可愛いな。

ビビ「ふふっ・・・ごめんね。だから・・・」

僕は暴れるエーコを抱きしめた。

エーコ「ひゃうっ!?」

ビビ「これでどう?」

エーコ「ビ、ビビ・・・!!」

ビビ「とても可愛いよ・・・エーコ・・・好き。」

エーコ「ビビ・・・ありがとう・・・」

その時外から十二時を知らせる鐘の音が聞こえた。

ビビ「メリークリスマス。」

エーコ「メリークリスマス・・・」

ビビ「明日は一緒に・・・デートでも・・・どう?」

エーコ「いいわよ・・・じゃあトレノで・・・」

ビビ「うん・・・」

エーコ「ビビ・・・」

ビビ「ん?」

エーコ「デートの誘い・・・とっても嬉しい・・・」

ビビ「どういたしまして・・・」









その後僕らは朝まで抱き合った・・・

互いの想いを・・・互いの温もりを感じるように・・・

いつか離れる日が来るかもしれないけど・・・

僕はその日まで彼女を愛する・・・


愛し続ける・・・





FIN





あ と が き


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