竜の足跡





戦乱が始まる前・・・一つの物語はこの時から既に始まっていた・・・



ブルメシア(以下B)王「どうしても行くと言うのだな?」

フラットレイ「はい。」

B「ならば止めはせぬ。好きにするがよい。」

フラットレイ「すみません・・・では。」

1895年・・・戦乱が起こる五年前の蒼の国ブルメシア、フラットレイとB王は何かを話していた。そこに。

フライヤ「フラットレイ様!!」

まだ竜騎士になりたてのフライヤがやって来た。

フライヤ「フラットレイ様、蒼の国ブルメシアを出るとの噂を耳にしました・・・それは本当なのですか?」

フラットレイ「本当だフライヤ。私は力をつけるために一度国を出る。」

フライヤ「あなたは十分の強いです!!なのに何故・・・!?」

フラットレイ「フライヤ・・・世界には私より強き者がまだいる。今のままでは私はここを守ることが出来ぬかも知れぬ・・・そのために私は国を出て、さらに力をつけようと思うのだ。」

フライヤ「ならば私も連れて行ってください!!あなたと離れるのは私には耐えられない・・・」

フラットレイ「フライヤ、それは駄目だ。お前かここに残り、私の帰りを待っていてくれ。」

フライヤ「嫌です!!私にはあなたがいないと・・・!!」

フライヤは泣きそうになっていた。

フライヤ「確かに私はまだ未熟な竜騎士です・・・今のままではあなたについて行っても足手まといになるだけ・・・それでも私は・・・」

フラットレイ「それは違うぞ。フライヤ。」

フライヤ「?」

フラットレイは右手でフライヤの左頬に触れ、目にたまっていた涙をぬぐった。

フラットレイ「私はお前に危険な目にあって欲しくないだけなのだ。私について来たとして、お前に危険が及ばないわけではない。そして私にはお前を守り通せるか心配なのだ・・・」

フライヤ「フラットレイ様・・・私のことなら大丈夫です・・・ですから・・・ですから私もどうか!!」

B王「連れて行ってやるがよいフラットレイ。」

フラットレイ「王!?」

B王「確かにフライヤはまだ竜騎士になって間もない。ならばその力を確かめると言うことで連れてゆけばよかろう・・・」

フラットレイ「しかし・・・」

B王「心配せんでも良い。ここが襲われると言うことはしばらくあるまい。だからフライヤと共に行くが良い。」

フライヤ「王・・・」

フラットレイ「・・・分かりました。ありがとうございます。」

B王「ならず戻るのだぞ。」

フライヤ「はい!!」

フラットレイ「心得ております。」

そう言って二人は蒼の国ブルメシアを後にした。



フラットレイ「フライヤよ、蒼の国ブルメシアを出て言うのもなんだが、行く当てなど無いのだぞ。」

フライヤ「いいえ、私の行く道はフラットレイ様が行く道。ずっとあなたについて行きます。あなたの行く所について行きます。」

フラットレイ「そうか・・・」

そして二人の当てのない旅が始まった。





フラットレイ「はぁーーー!!」

グランドドラゴン「ガァーーー!!」

フライヤ「てやぁーーー!!」

二人はポーポス高原(グランドドラゴンが現れるギザマルークの洞窟の上の高原)にいた。

フラットレイ「ふう・・・大丈夫かフライヤ?」

フライヤ「ええ。」

フラットレイ「竜が相手とはいえ、グランドドラゴンを二人だけで倒すのはやはり大変だな。」

フライヤ「ええ。ですがあなたとならば大丈夫です。」

フラットレイ「そうか。蒼の国ブルメシアを出て三ヶ月。そろそろ物資を仕入れなければきついな。」

フライヤ「では船の国リンドブルムへ?」

フラットレイ「そうだな。では参ろうか。」

フライヤ「はい。」

そして二人は船の国リンドブルムへ向かった。



フライヤ「着きましたね。」

フラットレイ「ああ。店はこの区の奥にある。」

フライヤ「では行きましょう。」

船の国リンドブルムに着いた二人は商業区の道具屋へ向かった。

アリス「いらっしゃいませ〜」

フラットレイ「しばらく街に寄らないことを考えるとここで買いだめしておかなければな。」

フライヤ「そうですね。」

アリス「旅してるんですか?」

フラットレイ「ああ。」

アリス「大変ですね。サービスで薬七割引にしますからどうぞ買ってください。」

フラットレイ「すまないな。そうだフライヤ。」

フライヤ「はい?」

フラットレイ「戦闘ばかりで槍が持たぬかも知れぬ。どこかで修理してきてくれぬか?」

フライヤ「分かりました。」

フラットレイ「頼むぞ。」

そう言ってフラットレイは自分の槍をフライヤに渡した。

フライヤ「では噴水の前で落ち合うことにしましょう。」

フラットレイ「ああ。」

そしてフライヤは店を出た。

アリス「で、何をお買い上げになります?」

フラットレイ「そうだな・・・」


フライヤ「確か合成屋でも修理は出来たな・・・」

そう思いフライヤは合成屋に入った。

ウェイン「いらっしゃい。」

フライヤ「すまぬが、武器の修理は出来るか?」

ウェイン「ん〜・・・武器の具合によるけどな。ちょいと見せてみ。」

フライヤはウェインに槍を二本渡した。

ウェイン「これは・・・なぁちょっと!!」

トーレス「なんじゃ?」

ウェインは奥にいたトーレスを呼んだ。

ウェイン「これくらいだったらここでも修理できるか?」

トーレス「どれ・・・これはまた使いこんでおるの・・・多少高くなる上時間がかかるが出来ぬことは無い。」

フライヤ「では頼みたい。」

トーレス「分かった。ウェイン、お前はこっちをやれ。」

ウェイン「あいよ。」

そして二人は槍の修理に取り掛かった。

フライヤ「さて・・・私は何してようか・・・」

何もすることが無いフライヤは合成屋の壁に寄りかかった。と。

「誰かーーー!!」

外から女性の悲鳴が聞こえた。

フライヤ「な、何じゃ!?」

フライヤは声がした方に走り出した。

女性「やっ!!放してください!!」

ゴロツキA「いいじゃねぇかよ。」

ゴロツキB「俺らと遊ぼうじゃねぇの。」

一人の女性がゴロツキ三人に囲まれていた。

フライヤ「やめぬか!!」

ゴロツキC「何だぁ?嬢ちゃんも俺らと遊びたいのか?」

フライヤ「だ、誰が嬢ちゃんじゃ!!」

一応言っておくがこの時のフライヤは十六歳である。

フライヤ「貴様らのような外道は私が成敗してくれる!!」

ゴロツキA「おうおう言ってくれるんじゃねぇの。でも武器無しでどう成敗するってんだい?」

フライヤ「あ・・・」

フライヤはついさっき槍を修理に出したばかりで丸腰だった。

ゴロツキB「さぁて・・・どう痛めつけてくれようか・・・」

ゴロツキどもはナイフを構え、じりじりとフライヤに近づいた。

フライヤ「くっ・・・」

ゴロツキC「覚悟してもらうぜ・・・」

ゴロツキがフライヤに襲い掛かろうとした。と。

フライヤ「ん?」

ゴロツキの後ろのほうからカエルが一匹何故か全力で逃げてきた。

ゴロツキABC「カエル?」

フライヤとゴロツキがそれに疑問を抱いた。と。

?「カエルーーーーー!!」

ドガガガ!!

ゴロツキABC「どわぁーーー!!」

フライヤ「なっ!?」

何かがゴロツキ達にぶつかってきた。

?「アイヤ〜〜〜逃げられたアル・・・」

ぶつかってきたのはク族であった。

フライヤ「な、何じゃお主?」

ク族「カエル〜〜〜・・・」

しかしク族は何も聞いていなかった。

ゴロツキA「こっ・・・この化物!!」

ゴロツキB「ぶっ殺してやる!!」

ゴロツキC「覚悟しろゴルァ!!」

ゴロツキの怒りの矛先はク族に向けられた。

フライヤ「何じゃいった・・・お?」

フライヤはク族の背中に大きなフォークを見つけた。

フライヤ「拝借するぞ!!」

ク族「アル?」

フライヤはク族の返答を待たずにフォークを借りた。

ゴロツキABC「死にさらせぇーーー!!」

ゴロツキはフライヤとク族に襲い掛かった。が。

フライヤ「竜の紋章!!」

ゴヴァーーー!!

ゴロツキABC「どぁーーー!!」

フライヤはゴロツキに竜の紋章を放った。

フライヤ「安心せい。こんなもんじゃし手加減したからそんなダメージは無かろう。」

ゴロツキABC「うぅ〜〜〜・・・」

しかしかなりダメージを受けていた。と。

フラットレイ「大丈夫かフライヤ!?」

フラットレイが駆けつけてきた。

フライヤ「フラットレイ様!!」

駆けつけたフラットレイにフライヤはフォークを捨てて抱きついた。

フライヤ「フラットレイ様・・・フライヤはとても怖かったです・・・」

フラットレイ「すまない・・・お前を守れず・・・私は・・・」

ゴロツキABC「ちょっと待てちょっと待て・・・」

女性「あ、助けてくださり、ありがとうございます。」

フライヤ「いえ、それほどでも・・・」

女性「それでは。」

そう言って女性はその場を去った。

フライヤ「ああそうだ。」

フライヤは投げ捨てたフォークを拾ってク族に近づいた。

フライヤ「助かったぞ。」

ク族「勝手に取ってたのに・・・まぁいいアル。」

若干何か言いたげだったが何も言わずにク族はフォークを受け取った。

フライヤ「私はフライヤ。こちらはフラットレイ様じゃ。お前は?」

ク族「ワタシはクイナアル。」

ク族はクイナと言うらしい。

クイナ「所で二人はいったい何をしてるアル?」

フラットレイ「ちょっと自らを鍛えるために旅をな。」

クイナ「二人で大丈夫アルか?」

フラットレイ「まぁ大変なこともあるな。」

クイナ「そうアル!!ちょうどワタシも青魔法の修行をしたいと思ってた頃アル!!ついて言っていいアルか?」

フライヤ「青魔法が使えるのかお主。」

クイナ「まぁまぁアル。それに旅は多い方が楽しいアルよ。」

フライヤ「私は悪くないと思いますが・・・」

フラットレイ「悪くは無かろう。いいぞクイナとやら。」

クイナ「ありがとうアル!!」

二人はク族の青魔道士クイナを仲間にし、新たな旅路に出た。





それから約九ヶ月、二人が旅立ってからちょうど一年経とうとしていた。



フライヤ「・・・」

フラットレイ「どうしたのだフライヤ?」

フライヤ「私はこのような場所は苦手で・・・」

三人はトレノに来ていた。

クイナ「しっかしこっちとあっちとじゃ月とカッポンアルね・・・」

フライヤ「カ、カッポ!?」

フラットレイ「スッポンだぞ。」

ちょうど三人は貴族達が住む所と雑居区の間あたりにいた。

フライヤ「私はこちらの方が落ち着きます・・・」

フラットレイ「そうか・・・ん?」

フラットレイは雑居区の一角に何かを見つけた。それは・・・

少年「うぅ〜・・・」

傷だらけで倒れていた少年だった。

フラットレイ「おい大丈夫か?」

フライヤ「怪我をしていますが大丈夫です。どこかで手当てしましょう。」

クイナ「アル。」

数分後

少年「うっ・・・」

少年が目を覚ました。

フライヤ「目覚めたか?」

少年「ここは・・・?」

フラットレイ「お前は近くで倒れていたんだ。」

クイナ「もう大丈夫アル。」

少年「わっ!!」

少年はクイナを見て驚いた。

フライヤ「はは、やはり驚いたか。」

クイナ「ク族は初めてアルか?」

少年「う、うん・・・」

フライヤ「しかしシッポの生えてる者など見たことが無いぞ。」

少年「そ、それは・・・」

少年にはシッポが生えていた。

フラットレイ「私はフラットレイ。フライヤにクイナだ。お前は?」

少年「僕・・・いや、俺はジタン。」

少年の名はジタンと言うらしい。

フラットレイ「ジタン?確か船の国リンドブルムのタンタラスと言う劇団にジタン=トライバルと言う子供がいると聞いたが・・・」

ジタン「あ、それ俺だよ。」

フライヤ「どうしてこんな所に一人でいるのだ?」

ジタン「・・・自分の故郷が知りたかったんだ。」

クイナ「故郷アルか?」

ジタン「俺・・・記憶がなくて・・・ただ青い光のことだけ覚えてて・・・」

フラットレイ「青い光?」

ジタン「それが知りたくて飛び出したんだけど・・・」

フライヤ「まったく危険なことする子供じゃな。」

ジタン「俺もう十二なんだぞ・・・」

フライヤ「十分まだ子供じゃ。どうだ?我らと共に来るか?」

ジタン「ば、馬鹿にすんなよ!!ただちょっとへまして・・・腹へってて・・・でも俺は一人でも大丈夫だ!!」

フライヤ「子供は素直に言うことを聞くもんじゃ。」

クイナ「旅は多い方が楽しいアルよ。一緒に来るアルよ。」

ジタン「・・・」

フラットレイ「どうだ?」

ジタン「・・・うん。」

フラットレイ「よし、決まりだ。所でお前はなんか特技があるのか?」

ジタン「盗みかな?」

フライヤ「盗み・・・」

ジタン「それと身軽だからかく乱なら出来るよ。」

フラットレイ「なるほどな。では行こうか。」

ジタン「うん。」

新たに盗賊の少年、ジタンを仲間にし、四人となった一行は再び歩き出した。







ジタン「あつつつ・・・」

フライヤ「大丈夫か?」

ジタン「ごめん・・・俺のせいで・・・」

ジタンが仲間になってから数ヶ月、”霧”が立ち込める低地のある森にフライヤ達がいた。

フライヤ「気にするな。今はその足を早く治すのだぞ。」

ジタン「ほんとごめん・・・」

ジタンは右足に怪我を負っていた。

フライヤ「今フラットレイ様とクイナが薬を探しに行っておる。すぐに怪我も治ろう。」

ジタン「うん・・・」

と、二人が帰ってきた。

フライヤ「どうでした?」

フラットレイ「駄目だ・・・ポーションの一つすら見つからん・・・」

クイナ「やっぱり街で買わないと駄目アルよ。」

ジタン「俺のことはほっといていいから・・・」

フライヤ「そうは言ってられん。お前は私達の仲間なのだからな。」

ジタン「仲間・・・か・・・?誰だ!?」

フライヤ「何!?」

?「怪しいものなんかじゃないクポ!!」

クイナ「・・・クポ?」

フラットレイ「モーグリか?」

四人にモーグリとチョコボが近づいてきた。

モーグリ「その人怪我してるクポか?」

フライヤ「ああ。」

モーグリ「だったら力を貸すクポ!!」

フラットレイ「力?」

モーグリ「チョコに乗ればすぐに街に行けるクポよ。」

チョコボはチョコと言うらしい。

フラットレイ「しかしここは低地だぞ。そう簡単に上には行けまい。」

モーグリ「大丈夫クポ。チョコは空チョコボクポ。」

フライヤ「空チョコボ?まだいたのか。で、お前は?」

モーグリ「メネクポ。」

モーグリはメネと言うらしい。

フラットレイ「では力を借りたい。良かろうかチョコよ。」 チョコ「クエッ!!」

メネ「じゃあ行くクポ!!」

フラットレイ「私が行く。二人はここでジタンを。」

フライヤ「はい。」

フラットレイ「では行って来る!!」

そう言ってフラットレイはチョコに乗り、メネと一緒にその場を去った。

ジタン「ごめんな・・・俺のせいで。」

フライヤ「もう言うな。」

ジタン「ああ・・・」







そしてフライヤとフラットレイが旅を始めてから二年経とうとしていた。



フライヤ「旅を始めてもう二年か・・・」

ジタン「そうなのか?」

フラットレイ「ああ。」

クイナ「いつまでこの四人で旅が出来るアルかね・・・?」

ジタン「出来ればいつまでも続けてたいな。」

フライヤ「ああ・・・」

四人はそんな会話をしながら歩いていた。と。

「楽しそうだね・・・」

四人「!?」

何処からか声がして四人は辺りを見回した。

ジタン「何者だ!?」

ジタンが近くに怪しい男がいるのに気付いた。

謎の男「ふふっ今はまだ教えられないな。」

フライヤ「なんじゃと!!」

フラットレイ「落ち着けフライヤ。」

クジャ「そこの少年いようがあってね、雑魚は引っ込んでもらうよ。」

フライヤ「なっなめるなぁーー!!」

フライヤはクジャに襲い掛かった。が。

クジャ「ふっ!!」

男はフライヤに右手を向けた。

フライヤ「なっ!?」

バーーーン!!

フライヤ「ぐぁーーー!!」

謎の男が放った魔法によりフライヤはその場に倒れた。

フラットレイ「フライヤしっかりしろ!!」

謎の男「ふぅ〜・・・気が変わったからこの辺でやめて思う。」

フラットレイ「フライヤ!!おのれぇ!!よくもフライヤを!!」

謎の男「ふっ、ネズミ一匹死んだっていいじゃないか。さらばだ。」

謎の男は立ち去った。

フラットレイ「待て!!」

ジタン「深追いはするな!!」

しかしフラットレイは謎の男の後を追った。

ジタン「フラットレイ!!」

既にフラットレイはジタン達からは見えなくなっていた。



フライヤ「く・・・ここは・・・?」

しばらくしてフライヤは目を覚ました。

ジタン「大丈夫か?」

フライヤ「ジタン、クイナ・・・!!フラットレイ様は!?」

クイナ「・・・」

ジタン「あの男の後を追って・・・」

フライヤ「そんな・・・」

フライヤはフラットレイがいなくなった事を知ってとても悲しんだ。

ジタン「・・・一回帰ったらどうだ?蒼の国ブルメシアに・・・」

フライヤ「でもフラットレイ様が・・・」

ジタン「その怪我じゃ探すのは無理だ。一度みんな自分の場所に帰ろう・・・」

クイナ「アルな・・・」

フライヤ「・・・ああ。」





そして・・・



ジタン「・・・」

ルビィ「ジタン!!何処行ってたんや!?」

ジタン「・・・ごめん・・・」

ルビィ「まぁええわ。とりあえずボスに会いに行きな。」

ジタン「ああ・・・」

バクー「・・・」

ジタン「あの・・・ボス・・・」

バシッ!!ガシッ!!ベシッ!!

ジタン「いってぇ〜!!なにすんだよ!?」

バクー「へへっ」

ジタン「!?」

バクー「どうだ?初めての一人旅は?」

ジタン「あ、ああ・・・ただいま・・・」

バクー「おう。」





誰も知らないこの旅は・・・



クイナ「お師匠様ただいまアル。」

クエール「おおクイナ。何処行ってたアルか?」

クイナ「修行と思って旅に出てたアル。」

クエール「そうか。どうだったアルか?」

クイナ「一応楽しかったアル・・・」

クエール「そうか・・・」



一人の男の出現により・・・



フライヤ「王・・・ただいま戻りました・・・」

B王「どうしたのだフライヤ!?その怪我は!?それにフラットレイは?」

フライヤ「・・・すみませぬが・・・今は・・・」

B王「そうか・・・傷が癒えたら報告してくれ。」

フライヤ「はい・・・」



その幕を閉じた・・・



しかし三年後・・・再び出会い、新たな旅に出るとはこの時は誰も知る由は無かった・・・








あ と が き
フライヤ達との旅の話です。
これの作成の際、本編のセリフ一箇所変えました。
でなきゃ年代がおかしくなっちまう・・・

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